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色々なことが繋がる時 ‐怪我の功名編‐

GW明け、疲労によるダウンから先のことを考え始めるようになった。

30代を有意義に過ごす為に「10年後の理想の自分像」というものを30代に突入してすぐ決めて、”なりたい女性像”を確立した。そしてそれは33歳になった今も変わっておらず、思考・選択・日々の生活等全てにおいて軸になっている。

しかし、“30代を有意義に過ごす為に”という部分について振り返ると、約1年もの間「理想はあるけど具体的な行動計画がない」状態だった。そんなことを考える余裕もなく毎日を消耗していた。

そんな2019年7月。目の感染症により3週間の出勤停止になった。
そこで遂に「具体的な行動計画」を決めることとなるのだが、そこで真っ先に思ったのが「10年後、今の仕事はできない。」だった。

31歳のこの頃でさえ毎日ヘロヘロになっている「立ちっぱなし・動きっぱなし」のこの仕事を、40歳の体力でできるはずがない。
この1か月半前にダウンした時に思った「来年のGWはもう無理だ」の件も併せた時、ものすごく自然に「今年(2019年)の年末年始をやりきって辞めよう」と思えた。

そして”辞める”と決めたその次に取り組むのは「自分のスキルの棚卸」だ。

この時の自分にあるスキルで即戦力なのが「中国語」だった。
台湾での留学を終えてからこの時までずっと「仕事で中国語を使うことはしたくない」という思いでいたが、「自分のスキル」を考えた時に真っ先に出てくるのもまた中国語だった。

なんの仕事をするにしても「中国語のスキルがある」という証明をするには、今の日本では「資格」という形でしか表せない。
「資格の為の勉強」ではなく「会話の為の勉強」をしてきたワタシは資格取得に全く興味がなかったが、転職の為、そして10年後の自分の為に資格を取ることにした。

調べてみると年に2回開催の資格試験の2回目が11月末にある。これを逃すと次は5月。退職のタイミングを考えると、11月の受験は3か月の準備期間が設けられることも含めてかなりよい。先延ばしにして5月の受験にしていたらモチベーションも下がっただろうし、なによりコロナで中止だった。

こうしてとても流れよく転職に必要なスキルの1つ目を取得した。

中国語は「今あるスキルを最大限生かす」方の準備だったが「今はないスキルだが取得必須」なものも出てきた。PCスキルだ。

2019年のワタシにはPCスキルが皆無だった。
「Wordって何?」「Excelって何?」のレベルだし、タッチタイピングなんて全くできない。

前職は基本現場中心だったので1日のうちでPCを使うのは3行程度の日報を書く時と発注業務の時だけ。「仕事でPCを使っている」とは到底言えないレベル。
そして私生活では、留学時代の名残でスマホ1つで何でもやっていて(やれてしまう便利な世の中。。。)PCはネット閲覧専用だった。

「立ち仕事じゃない仕事=事務」という単純な考えから「PCスキル習得しないと!」と思ったのだが、これがこのあとものすごい引き寄せを起こす。

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