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眠れず、返信を待つ

 今日は仕事が休みだった。
 だから小説をバリバリ書けたかというとそうでもなく、家族のお使いや、夕食のために時間を浪費してしまった。
 その罪をそそぐように、暗くなってから小説を書く日。
 今日、というよりも、毎日がそんな感じで、なかなか調子がいいとか、満足のいく日にならない。
 では、どうすれば、本当に満足がいく日だった、と、そう言えるかというと、それもよく分からない。かければ満足なのか、というと実はそうでもなく、書けても、納得のいく日があったりなかったりする。自分の操縦方法をこの年になって把握していない。納得、腑に落ちる、満足がなかなかできない。
 なのでこうしてそのストレスを発散するかのように、陰鬱な文章を書いてみるのである。

 書けたならいいじゃん、と思うが、小説家志望の自分としては、もっともっと書いていかねばいけない、という思いがある。
 私にとって小説は、いや創作は重いものであるらしい。重いものであるから、おいそれと書き連ねることができないでいるのだろう。
 物語を書くよりも、即興的にこうして文章を書いていくほうが好きだ。
 だから、noteは自分への慰めである。小説ではないが文章を書くことで、今日も一日がんばってますね、無罪放免、とでも自分に言い聞かせるように。

 なんだか、文章が重たくなってしまった。文章は、その時その時の気分により、だいぶ雰囲気が変わることを自覚している。
 小説を書いていてもそうだ。
 その日の調子によって、文体が変わってしまいがちになる。だから、雰囲気を統一する、そういう意味でも、気を使ってしまい、重く感じてしまうのかもしれない。

 前置きが長くなった。私は今、疎遠になった友人に連絡を取っていて、返信待ちである。その間の落ち着かなさをごまかすように、このnoteを書いて いる。

 こうしている間にも、時間は過ぎ、返信は来ないのだろうな、という予感がする。

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