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真夜中のパティシエール。


お菓子作り | 趣味のお話






夜中になると訪れる欲求。

お菓子作り。



最近、夜になると
なぜだかお菓子を作りたくなる。

とりわけその時に
食べたいわけでもない。

でも、作りたいらしい。





この日は、
キャロットケーキ(右)と
栗とほうじ茶のパウンドケーキ(左)。

特にキャロットケーキは私の大好物。
カフェに出向いた際は、
メニュー表にキャロットケーキの
キャの字が見えた瞬間にもう注文は決まり。

キャロットケーキ愛好家として、
自分の配合で最高のキャロットケーキを
作れるようにならねば。





この時間のしっとりとした
雰囲気の中で作るお菓子は、
とても心地がいい。
リラックスできる。


みんなが寝静まってる時間に、
オーブンから溢れる
美味しい香りに包まれながら
焼き上がりを待つ。
時々オーブンを覗いて
生地の膨らみの成長を確認する。
その成長をおとなしく見守る。

なんという、優越感。


隣人さん、
泡立て音うるさくてごめんなさい。
これからも
どうか覚悟しておいてください。




飽き性の私に訪れたこの欲求。
いつまで続くかわからないが、
この勢いのままいくと
確実に胃が足りない。


誰かに食べてもらえて
誰かに美味しいって言ってもらえて
誰かに喜んでもらえたら、
どれだけ幸せなことだろうか。

要するに、
自分でカフェを開きたい。

こんなこと言い続けて
何年経つだろうか。


でもきっと、
本当にその気になったら早いと思う。

その日が来るまで、
ひたすら真夜中のお菓子作りは
行われることだろう。





追記 :
物心ついてから高1までの将来の夢は
パティシエール。










「 真夜中のパティシエール。」