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【小説】漫画女子の一コマ【第四巻】

今日は休みの日の夜。
夕飯食べてちょと缶チューハイを一本飲んだら。少しほろ酔い気分。
いざ、本棚へ。
「どれにしようかな」漫画女子は一冊の冒険ファンタジー漫画を取り読み出した。
ペラペラ
魔物と戦っている。冒険者はパーティーで、
ある一コマに疑問に思った。
魔物に状態異常攻撃毒を食らって、パーティーに回復を頼んでいる一コマだ。
漫画女子は思った。「魔物よあともう少し致死量の毒なら大金星だったのに」「なんで、主人公が口からごふって言いながら血を出すぐらいの毒なの」なぜか魔王よりの目線である。
まあ、しょうがないのは知っている。
なぜなら漫画の主人公がザコ魔物に毒で殺られたらそこでこの漫画は終わるからである。
漫画は理不尽で成り立ってる。
そこを考えたら漫画ではない。
「私は漫画が大好き過ぎて読む時の感じかたが少し違う」
漫画女子は今日も違う解釈で漫画の一コマ一コマを読んでいく。
「ああ、漫画は好きだけど気になるところ満載だ」
気になる一コマは今後も見つかる。
そんな時漫画女子は何を思うのか。
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