見出し画像

解離性障害とISH内的自己救済者人格について


この記事は、インナーチャイルドヒーリングで解離性障害を克服したみすずが勉強したことをまとめる記事です。

解離性障害とは

解離とは過去にその時の自分では対処しできないような圧倒された経験(事件・事故含む)があり、それを切り離す(解離)ことで心を守る防衛機制の働きのことです。

これは誰にでも起こりうることで、生活に支障がなければ障害とは呼びません。


解離性障害の症状

解離性健忘…ショックな出来事があった時に、その部分の記憶を失うこと。健忘の健忘と言って、忘れたことを忘れていることもあります。時間が経つと思い出されます。

解離性とん走…極度のストレス環境から突然失踪してしまう症状。違う名前でどこか違う土地で新しく生活を始めてしまうこともあります。

カタレプシー…体が硬直し、動かなくなります。

解離性昏迷…体が硬くなり、会話をしたりすることができなくなります。

解離性同一性障害…

などなど。分類不明の解離性障害という病名もあるくらい多種多様な症状が出ます。離人症、文字が書けない、時間感覚や日付感覚のズレ等もあります。

私は、去年の天気を思い出せないことが普通だと思っていましたが、どうやら今を生きることに集中しすぎていたということがわかりました。

恐怖が終わっても、心は恐怖から逃げるために反応し続けていたのです。

インナーチャイルドヒーリングをすることで気づけば日々の天気を感じたりすることもできるようになりました^^


別人格とは

解離性障害にも色々な症状がありますが、その中でも1番重い症状と言われるのが解離性同一性障害です。

もう1人の自分を作って、辛い出来事を背負ってもらいます。

最初に感情と思考が乖離します。
乖離した思考が本人が持っている性格特徴をもとに別人格を作っていくことになります。


私自身、沢山のよくわからない自分を発見しましたが、それらはある時期に集中して作られた人格でインナーチャイルドを癒していくことと並行して話し合うことで統合できました。

そして、もう統合できたわ〜と思っていたのですが、感情と思考が完全に分離している感覚に悩まされていました。

基本的に人に話しても理解してもらえません。

カウンセラーや医者に話しても、理解してもらえません。

「なんで分けて考えるの?分ける必要ないんだよ」

と言われました。

いや、分けたくて分けてないから困って相談してるんやないかーい(棒)という感じでした。


体験した内的自己救済者人格とは

別人格には様々な分類があります。
患者側としては誰がどれと分けて考える必要はないと思います。

が、ISHや内的自己救済者人格は知っておいた方が良いと思います。

なぜかというと、統合するぞ!となった時に内的自己救済者人格の協力があるとスムーズだからです。

これは統合に協力的な人格のことです。

大抵は消えたくないとか死にたくないとかで人格は逃げ回るのですが、内的自己救済者人格は違います。

感情的な部分が非常に薄いので、効率よく良い状態に持っていこうと働いてくれます。

他の人格と似ていますが、自分の認識できる範囲の外でも働いてくれるようです。

「あれ、消えた。どこにいった?」

と思っているうちに、無意識下で働いてくれます。

体験したISHとは

また、ISHというものも内的自己救済者人格と同じという説もあるのですが、私は違うと思います。

内的自己救済者人格は別人格の1つという感じでしたが、ISHは明らかに別物でした。

というか、あの「明らかに別物の何か」のことをISHというんじゃないか?と思っています。

何がどう違うとかというと、
ISHはどうしようもない別人格を消すことができます。

最初に1人の別人格が消されたので、それを知った別人格たちはかなり衝撃を受けていました。

消されたくない(死にたくない)という思いで自分勝手なことを自粛するようになったりですね。


そしてISHに関してはどの時代の自分でもないということです。

心の中でも高尚な部分というか、神的な部分というか、そういう感じでした。

他の人格を明らかに良心に基づいて導こうとするところも見られました。
知性があり絶対的な存在でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?