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理由は3つある

友達に触発され、noteで文章を書いてみることにした。

と言っても別にキラキラしている生活をしているわけではなく、エキサイティングな活動やクリエイティブな趣味をしているわけでもない。ただ2歳児のいる30代半ばの専業主婦が、日々の出来事や考えをつらつら書くだけのページになる。

やろうと思った理由は3つある。

1つ目は、【自分の時間を有効的に活用したい】。

「自分の時間」とは、夜娘を寝かせたあと唯一フリーになる2~3時間のことだ。

専業主婦というものはずっと家にいるんだから暇だろうと言われがちだが、2歳児がいる家庭においてはどこの家庭も常在戦場である。泣く笑う歌う踊る暴れる寝ないご飯食べない牛乳ひっくり返すトイレのドアを開けるおままごとに付き合わないとキレる米を持っているのに抱っこをせがむテンション上がってジャンプして転んで泣く…。大抵の母親は夜には残りカスみたいになっていると思う。

勿論私もこんなに元気な2歳児を全力で相手した後に余分な体力が残っている訳もなく、結局紅茶を飲みながらハロプロの動画を見て佳林ちゃん最高だなと思いながら風呂に入って寝るだけ。そして布団で目を閉じて思うのだ。「ああ、また何も出来なかった」と。

そしてこれは、精神衛生上非常に良くない。どんな職種でもそうだろうが日々仕事だけこなしていても心は満たされないものだ。家事育児マシーンと化している自分を呪いながら翌朝体力を満タンにしてきた娘と相対するのはかなりきつい。娘だって泥みたいな顔した母親と過ごすのは嫌だろう。

だから、文章を書いてみることにした。自分の考えていることやしたいことを文字にしてブレインストーミングをする。のんべんだらりと過ごしたのではなく自分と向き合ったという達成感も得られるし、今後の指標にもなって一石二鳥。これが1つ目の理由だ。

2つ目は、【書きたいことを好きなように書きたい】。

Facebookもインスタもやらない私の唯一のSNSツールはTwitterだが、知り合いが増えれば増えるほど書けない事柄も出てくる。

例えば私は不妊治療をしていたが第二子に恵まれなかった。5回に及ぶ体外受精をしたが、ほとんど着床すらしなかった。娘の時からお世話になった助成金を使い切り、ここで治療は終わり、ということになったのだが、気持ちはそううまく切り替えられるものではない。今だってすごく子どもが欲しいと思っているし毎日毎日奇跡が起きないか祈っている。そんな中周りの友達の第二子妊娠出産報告をされても、素直に喜べない時だってある。しかしそんな後暗いことは中々吐き出せない。だから、自由に考えを書ける場所が欲しかった。

2歳児の成長記録を付けたかったという理由もある。1歳半くらいまでは育児ノートや母子手帳にこまめに書いていたのだが、大きくなって出来ることが増えてからは記録もなあなあになっていた。しかし、2歳児というものは成長著しい愉快な面白モンスターである。うちの娘は2歳半頃の一番ひどいイヤイヤを抜けてからは基本ご機嫌で愉快な人だ。写真や動画は撮るものの、彼女のことはカメラではなく私が一番見ているのだから記録しないと勿体ないと思った。

あとは基本属性がオタクなので好きなことを壁に向かってでいいからつらつら語りたかったというのもある。今は主にハロプロについて。ハロプロ最高なんですよまじで。

と、こんな風に振れ幅は大きいが、以上が2つ目の理由だ。

3つ目は、【いつかまた小説を書くためのリハビリをしたい】。

突然香ばしいことを言ってしまったが、私が一番長いこと趣味にしているのが小説を書くことだ。遡れば小学生の頃からルーズリーフに文章を書きなぐり、社会人の頃は二次創作に手を出して同好の士と薄い本を出し、仕事を辞めてからはチャレンジングとしてオリジナル作品を投稿したりしていた。

なら何もnoteで備忘録など書かず小説を書けばいいのだが、小説は情熱を持ち心身共に余力がないと向き合えないというハードルの高さがある。自分が好きなものを書くのに自分の力量が満足いくものでないというのがストレスになってしまい、娘が生まれてから何度も断念してきた。

運転や料理などと同じで、文章力も長時間やらないとどんどん腕が落ちてくる。語彙も減るし表現も下手になるし、何が書きたかったかすぐ見失ってしまう。今となっては投稿して賞を獲りたいという夢は諦めてしまったが、それでも自分を満足させる小説を書ける自分でいたい。だから、ここで久しぶりに文章と向き合いたかった。これが3つ目の理由。

最初から随分長々しい記事になってしまったが、これからほぼ自分のために楽しく書いていきたい。恐らくほとんど知り合いには教えないので、気を遣い過ぎることなく好きなようにやっていきたいと思う。

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