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離乳食は育児本よりも我が子を見よ


息子が9ヶ月になり、やっと離乳食をすすんで食べるようになってくれましたー泣!!

7ヶ月ごろ、、、一生懸命作った離乳食を下で押し出されたりブーブーいって吐き出されたり、全然食べてくれなくてストレスたまりまくった日々。

苦しかったけど、今はもう、食べてくれるのね…!!

なんで苦しかったのかというと、
育児本やネットの記事には、その月齢で食べられるものとか硬さとか、
量とかことこまかに書いてあるわけですよ。

で、「このレシピで我が子は完食です♪」みたいなコメントがついているわけですよ。

それはそれで参考になる一方で、

「その月齢で食べられるもの」が
「その月齢の子がふつう食べているもの」なり、
いつにまにか
「食べられない子は遅れている」
となっていく。(親の認識が)

だって、どの育児書にもネット記事にも「食べられなくても大丈夫です」なんて書いてないんだもの。
できなかったら「普通じゃない」みたいな錯覚に囚われるつくりなのです。
もしよかったら写真の本(離乳食のベストセラー)を読んでみて欲しい。

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ある日そんな悩みを姉に共有したところ、いわれたのが
「離乳食は育児本よりも我が子を見よ」
です。
なんかすごい楽になりました。

姉には2人子どもがいるのですが、
4歳の長女はかなりの偏食でかなりの少食。
1歳の長男はびっくりするほど大喰らいです。

姉も苦しんだ末(特に上の子)、見つけた真理だったんでしょう。
だからこその重みがすごいあって、すーっと心に入ってきました。

そこから私は、
息子が吐き出してもう食べれなかったら半分も食べてなくてもやめる、
芋とかフルーツとか比較的食べてくれるものを与えて嫌いなもの(青いもの)は積極的にあたえない、など
セオリーや普通を半ば無視して「息子カスタマイズ」「息子ファースト」な離乳食を徹底しまして。

2ヶ月くらいで、結構食べてくれるようになりました!

それでも育児本的な標準的子どもからしたら1ヶ月くらいおくれてるけど、
遅れてることで特に考えられる問題ないし、よいか!!!
っていう心境です。

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育児経験のない人からしたら「そんなことで悩むの?みんないずれ食べられるようになるんじゃん」って思うと思います。

でも育児っていつも目の前のこと、なんです。
目の前のこと、親としてちゃんとできてるか?
この子にとって必要なことができてるか?

だれも「それはできてなくても大丈夫だよ。」「そもそもあなたのせいじゃないよ。」「放置してても問題ないことだよ」なんていってくれないんですよね。

それをいうことは、ある種のリスクだから。
育児本が「食べられなくてもだいじょうぶ」って書いていたから放置してたけど
お医者さん行ったら病気だったなんてことになったら、親が出版社を訴えるかもしれない。

だからこそ巷には「こうあるべき論」しかない。

あるべき論に振り回されて親はクタクタ。
ほんとに大事なものって何で、何は手を抜いていいの?手を抜かせてよ、というのが、多分親の本音。

本当に大事なもの、手を抜いてもいいもの、
そういうことを専門的見地からしっかりとした言葉で伝えてくれるメディアがもっとあったらいいのにな。
そういう意味では「すくすく子育て」はいい番組です。ありがとうNHK。育児で疲れてる全親に見て欲しい番組。

(酔ってるのでこれくらいにします)

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