夏にしか出会えない
夏だからこそ聞きたい曲がある。
いまにも溢れそうな夏への期待を、
さらにかき立てる曲。
いつもより引きずってしまう苦さと、
まとわりつく甘さを伴っている曲。
クリープハイプ 「ラブホテル」
まず絶対に外せないのは、
クリープハイプの「ラブホテル」。
タイトルからしてインパクト大だが、
女の子の悲痛な想いがリズミカルに綴られている。
きっと最終的に君のせいにしちゃうんだよね。
夏のせいにしたところで、
君がいる夏ってことに変わりはないんだし。
indigo la End 「夏夜のマジック」
そしてこちらも夏に1000回は聞くであろう、
indigo la Endの「夏夜のマジック」。
決まって鳴く、というのがポイントで、
幾度と過ごした彼女との夏が寂しさを物語る。
彼女の方が好きだった夏は、
もしかしたらそう思い込んでいただけかもしれなくて。
彼女が好きな夏を、僕の方が好きだったんじゃないかな、とか考察してみる。
7月はindigoのLIVEに行けるので、
野音でマジックにかかれることを楽しみに生きよう。
aiko 「KissHug」
夏の夕暮れに聞きたくなるaikoの「KissHug」。
冒頭の切なピアノメロディーがとにかく良い。
柔らかくて、誰の記憶にも残るような歌声は唯一無二だと思う。
aiko先生の『あたし』という言葉遣いに胸がぎゅいーんとなる。
え、友達だったっけ?というくらいに自分の心情を歌い上げてくれるから、感情移入をせざるを得ない。
Mime 「エメラルドグリーンの揺らめき」
4曲目はMimeの「エメラルドグリーンの揺らめき」。
シティポップ系サウンド、抑揚がすごくあるわけではないけれど、夏の煌めきが凝縮されている。
ショートムービーのフィルム感も可愛くてツボ。
伝えたい、伝えない方がいい、の葛藤で生きていた日々が懐かしい。
Cody・Lee(李) 「drizzle」
友人におすすめされてお気に入りになった「drizzle」
。
YouTubeで「クロノスタシスの翌朝の曲だと思ってる」とコメントしていた人と友達になりたい。
(きのこ帝国の「クロノスタシス」もぜひに)
ちなみにこの"ペトリコール"は、
はいっお洒落丼ぶり大盛りいっちょ〜!
クロノスタシスの歌詞を引用しながら、
石のエッセンスを盛り込むのはセンスが秀逸すぎる。
夏ど真ん中の曲じゃないんだろうけれど、
個人的には夏に聞きたいエモさ大爆発の一曲。
暑いのは嫌、でも暑い夏を楽しむ準備をするのは好き。
気持ちの高ぶりを抑えたくても抑えられない。
普段は飲まないサイダーとかメロンソーダとか、
無性に飲みたくなる。
今年はどんな夏にしよう。
どんな夏を、一緒に過ごしてくれますか。
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