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5年間働いたくふうグループを退職する

こんにちは、jaru です。
先日、エンジニアとして新卒から5年間働いたくふうグループを退職したので、ポエムみたいなまとめを書いていこうかと思います。

よくわかる解説

  • 2022年3月末で5年間働いたくふうグループを退職します

  • 会社が嫌になったとかではなく、自分のキャリアを考えた上での決断です

  • 転職って結構大変なんだなぁという気持ちです。Findy おすすめですよ

  • 残りの8割くらいはポエムです

簡単な自己紹介

2017年に新卒エンジニアとして、みんなのウェディング(現エニマリ)に入社しました。
その後、オウチーノとの経営統合に始まり、様々な会社のグループ入りを経て Da Vinci Studio というエンジニアとデザイナーが多く所属する会社に転籍しています。

在籍中にやってきたこと

端的にいうと、色々なポジションで多種多様な経験をさせてもらいました。
最初の 2 ~ 3 年は、研修を受けたのちにサービス開発のサーバーサイドエンジニアとして、その次の1年くらいは開発基盤エンジニアとして、その次の 2 年くらいはデータ分析エンジニアとして働いていました。

1 ~ 2 年目

最初の 1 年間はみっちり研修でした。前半の半年間で講義・実習を受けて、後半の半年間で OJT でした。OJT はチームで、 Perl で実装されているみんなのウェディングの既存機能のいくつかを Rails で置き換えるということをやっていました。今だから分かりますが、講義・実習も OJT もかなり丁寧に指導してもらったなと思います。
そんな丁寧な指導があったにもかかわらず、未熟なまま 2 年目に突入し、かなり苦戦しました。苦戦したことで「できないと不安、ツライ」となり「どう改善したらこのツライから脱出できるか」「何が足りていないのか」などをかなりこまめに振り返る癖がつきました。業務としてはユーザー向け、クライアント向け、業務効率化など、割と多方面の新機能の開発に携わりました。

3 年目

最初の四半期までは 2 年目と同じく新機能の開発でしたが、途中で開発基盤のポジションに移りました。ライブラリのアップデート、アラートの対応、開発環境構築の改善、不足しているテストの追加、技術的負債の返済などを担当しました。
また 3 年目の後半頃から、みんなのウェディングの口コミ評点アルゴリズムの開発や運用等の業務にも携わりました。結構面白くて、この時に自分はデータ見て分析するの好きなんだなと思いました。これがのちにデータ分析にポジションチェンジするきっかけになりました。

4 ~ 5年目

4年目開始と同時に Da Vinci Studio に転籍して、データ分析のポジションに移りました。データ抽出はもちろん、抽出結果の分析・提案、データ基盤の整備、社内の課題解決のための研究開発等、幅広い業務に携わりました。
その中でもメインは Zaim での PR 向けのデータ抽出でした。プレスリリースで使用するデータの抽出やメディアへデータを提供・提案してニュースにしてもらったりしました。最初はどういうデータに価値があるのか全く分からなくて、メディアの人たちの仕事を少しでも理解するのに PR 本を読んだり、こまめにデータを共有してたくさんフィードバックをもらったりしていました。インプット・アウトプット・フィードバックのサイクルをうまく回せて、いくつか目に見える成果にも繋がり良かったなと思います。
広報担当の方や各メディアの担当者の方々、未熟で至らぬ点が多くあったかもしれませんが、丁寧にやり取りしていただきありがとうございました 🙏

Da Vinci Studio の良かったこと

今回は良かったと思う目線で書きます。というのも自分が良いと思っていることでも、見方や見解を変えると容易に逆転しうると思うからです。

色んな技術に触れられる

くふうグループ内では Rails 製のアプリケーションが多いので Ruby を触る機会が一番多いです。ただそれ以外の社外からの受託開発や自社サービスの開発だと Ruby 以外の言語を書く機会も多いように感じます。ほとんどの人が複数個の案件を並行して開発を進めることになると思うので、必然的に触る技術の幅が広がります。
技術思考の人で、新しい技術を積極的に試してみたい、スキルをどんどん伸ばしたいという人にとっては結構良い環境なのではと思います。

逆に一つの事業にしっかりコミットしたい、という人は Da Vinci Studio というよりは、くふうグループ内のどこかの事業会社に所属するエンジニアの方がより良いかもしれません。例えば、現時点だと Zaim ではサーバーサイドエンジニアや Android エンジニア、データアナリストなどを募集しているようです。


業務以外の交流機会が多い

コロナ流行以前だと、部活動や飲み会などが定期的に行われていました。
現在もオンラインで活動している部活動は多く、(自分の観測範囲内だと)フットサル部、ボードゲーム部、ゴルフ部、漫画部などがあります。
とはいえどれも参加を強制されるわけではなく任意です。「自分は業務外ではあまり交流を持ちたくない」という人でも全く問題ないと思います。

自分はフットサル部に所属していて、かつ部長をやっていたので、部活動の何かしらのタイミングでグループ内別会社の人と話す機会が結構多かったです。仕事の話をすることも多々あったので、こういうタイミングでもシナジーが生まれていくのかな?と感じたりしていました。

いい人しかいない

言葉通りでいい人しかいないです。ちょっと雑すぎるのでもう少しちゃんと言語化すると、他の人の意見や考え方を尊重する前提で自分の意見や提案を述べる人がほとんどだと感じます。協調性が高いということなんですかね。

多様なポジションで絶賛採用中らしいので、興味の湧いた人は採用情報から覗いてみてください。

どうして転職するのか

会社に不満があって辞めるというわけではありません。むしろいろいろ経験させてもらい、助けてもらいありがとうございます 🙏 という言葉が最初に出てきます。
とはいえ、自分の数年後を考えたときに、今の環境または職種で経験を積み続けるので本当に良いのか?と考えるタイミングはありました。そしていろいろ考えた結果、(分析から)サーバーサイドのエンジニアに戻ろうという意志が固まり、とりあえず外の世界を見てみるかで情報収集を始め、自分の積みたい経験を積めそうかつ事業に対する興味が強い会社とご縁があったという感じでした。
分析から開発へのポジションチェンジということで、個人的にはチャレンジングな転職だと思っています。

初めての転職、どう?

結構大変だなぁという感想です。転職ドラフトと Findy という2つの転職エージェントを利用していたのですが、ちょっと長くなってきて書くのが疲れてきたので説明は省かせてください…

特に今までの経験を整理するのが一番大変でした。自分は以前に転職ドラフトに登録していた古いレジュメにさらに追記して、転職ドラフトの人にフィードバックをもらい修正・整理したものをレジュメとして使い回していました。もちろんドラフトにも参加し、いくつか指名をいただき、話も聞きに行っていました。
転職ドラフトは指名のタイミングで、かなり明確に期待されている役割や業務内容を伝えてもらえるのが良かったです。

最終的には Findy 経由でご縁のあった会社に決めました。Findy は、選考途中で企業に対して疑問・不安に思っていることの解消や擦り合わせ(いわゆるパイプ役みたいなの)をかなり丁寧にしてくれたのが結構良かったです。

さいごに

5年間で関わってくださった皆さん、ありがとうございました。
とはいえ一生の別れというわけでもなく、近い業界にもいるし、職種は変わらずエンジニアなので、何かの機会でまた顔を合わせることは往々にしてありそうです。その時はどうぞよろしくお願いします。



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