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違いを知ることを実感

みなさま、お久しぶりです。またまた空いてしまいました。
5月からの数か月は本当にいろいろあった。私の人生の中での大きな大きなターニングポイントとなった数か月でした。
そして、11月に入りあと今年も2か月。2023年は忘れられない記憶に残る1年となりそうです。

今日は娘と久しぶりにちょっとしたお散歩へ。
娘はコスモスを見たい!と以前から言っていたなと思い出し、近くのコスモス畑へ行ってきました。主人からコスモス畑のことを聞き、こんな近くに素敵な場所があるなんてと意気揚々と向かい、娘と一緒に写真を撮りまくってきました。

花つながりで、もう一つ。
私の大好きな藤井風さんが某ドラマの主題歌「花」という曲をリリースされました。この中の歌詞の一部がここ数ヶ月の私を支え、励ましてくれました。

「色々な姿や形に惑わされるけど いつの日か全てがかわいく思えるさ
私は何になろうかな どんな色がいいかな 探しにいくよ 内なる花を」

この数か月はまさにこの歌詞にあるような日々でした。
これからの新しい人生、これからの新しい環境、そして新しい生き方のために模索を続け、だけど私は何になろうか、どんな自分になろうか、そしてどんな色が似合うのかなと内なる花を探す日々でした。

「内なる花」、みんながそれぞれ持っている「花」を知る事とやまと式かずたま術の2大テーマ「自己探索」と「相互理解」に興味深い繋がりを感じています。要するに「違い」を知り、お互いに「理解する」ことをきちんとできればすべての人にとって生きやすい、楽しい世界になるのではないでしょうか。

7月の投稿で神様に背中を押されるがごとく、10年以上従事していた主人の家業から夫婦ともに退き、新しい道に進むことを決断したわけですが、ずっとなぜこうなってしまったのか腑に落ちない気持ちを抱いていました。

そして最近この「違い」を実感するきっかけとなる会話がありました。

「会社」を経営することと「家業」を継ぐことは違う。

私たち夫婦は家業を「会社」として育てる努力を惜しまなかったけど、主人の親はあくまで「家業」を守ってほしかった。その想いの違いに私たち夫婦はまったく気が付くことが出来なかったのだと会話を通して発見しました。

この違い、ちょっと難しく感じる方もいるかもしれませんね。
「家業」と「会社」どう違うの?私もずっとそう思っていました。
ご自分やご実家が商売をされている環境の方は感覚として分かるかもしれませんが、簡単に端的に表現すると家業を守るということは「家族」を守るということに近いように思います。
家族と家計、仕事が緊密に絡み合っている家業を守るということはイコール家族の生活と財産を守るということ。そのことに重きを置いて仕事をすることが家業を継ぐということなのではないか。

だけど、私たち夫婦はそれを飛び越えて家業を会社に育てようとしたことで守る範囲を大きくしようと頑張っていた。家族だけでなく、従業員、関係者の生活と財産を守るのが会社を守る事であり、会社を存続させるために必須なことであると信じていた。そのために努力を続けていたが、それは家業を守ろうとする人々からすればある意味、自分たちの既得権みたいなものを奪われかねないような脅威だった。つまりは家業を守ろうとする事とは真逆とも言わざるをえないことだった。

これぞ「違い」だと。

そして、私がこのことに気が付いたことで、すべてが腑に落ちた。
「腑に落ちた」=「理解した」 瞬間でした。
理解したからこそ今はその決断を尊重できる気持ちになれました。

だから、風さんの歌詞にある、

「私は何になろうかな どんな色がいいかな 探しにいくよ 内なる花を」

の歌詞がすーっと心に入ってきたのかもしれません。

このようにそれぞれの「花」があることを知り、それを尊重することは生きる上でとても有益だと思います。すなわち自分の「花」を知り、他の人の「花」の存在があることも知る。

みなさんも、みなさんの中にある「内なる花」を大切にしてください。
そして知ることこそ幸せの第一歩です。
そうすれば「すべてがかわいく思える」日々がやってきますよ。





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