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中小企業にとってAIって結局のところ何ができるの?

AIに棋士が負けてからしばらく経ちました。今の所私達の生活になにか影響があるようには感じません。またビジネスとして利用できるようになるのかもよくわかりません。何が変わると思いますか?

わかり易い例は、チャットボットです。弊社でも導入を検討したのですが、まぁもう少し会社がスケールしてからということになっています。

チャットボットでは、AIは言葉のゆらぎを吸収してくれます。

- PCが立ち上がらない
- パソコンが立ち上がらない

同じ意味ですが、単語をキーにした場合はとりあえず全てをリストアップしなければなりません。が、AIはその差を吸収してくれます。

そうなると、シナリオを作り、あとはAIが吸収してくれるという比較的便利で簡単な使い方ができます。

もちろん文字ができるということは会話も電話のメッセージもいけるようになるかも知れません。

また、例えば故障や修理受付での訪問日時の調整などは、AIでもできそうですね。

そうなると、受付のヒアリングはAIが行い、項目が絞れた段階でオペレーターが直接入力。クロージングもAIに任せるといったことができます。そうするとチャットでの問い合わせで一人15分かかっていたとしても、具体的にオペレーターがチャットを打つ時間は5分程度で済むかも知れません。これまで一時間に4人しか相手にできなかったのが12人になります。素晴らしいですね。

実際、僕が客として問い合わせる時もこれを実感することもあります。まぁ語彙とかね。人が入力しているのとAIが出力するのでは多少代わりますよね。

では他には何が考えられるでしょうか。

すみませんよくわかりません。個別の業種や大企業は色んな使い方をしていますが、中小企業で汎用的に利用できる方法となると、あまりピンと来ません。例えば今のexcelレベルで中小企業がaiを扱えるとしたら、それは最低でも10年後のお話だと思います。

ここで終わってもなんなので一つだけ考え方を書いておきます。

RPAは手作業を自動化できます。AIは判断を自動化できます。

ともに複雑なことは難しくなります。簡単な作業、簡単な判断は比較的自動化するのも早いでしょう。

そうなると、来たるべく時に備えておくのは、業務フローの確立と、判断の標準化になります。もちろん、例外は多々ありますが、それでも少なくない仕事でパレートの法則が成り立ち、少数の例外対応に多くの時間を、多くの簡単な作業に少ない時間を取られる傾向があります。

例外をへらす努力を行いつつ、簡単な作業を増やし、それをスケールする。そうすることで省エネなチームを作ることができ、コスト削減しつつビジネスをスケールできるのではないでしょうか。

そのためにまず社内の業務、タスクの洗い出しから始まり、ワークフローを整理し、おおよその時間を計測し、同じタスク内ので分散を調査し、、なんてことをやったりしたり。。。

なんか気の遠くなる話になってきたのでこの辺で終わりにしましょうか。そういう業務改善やコスト削減方法があるということだけ。

詳しくお知りになりたい方はコメントでも残していただけましたら、今後また書くかも知れません。

ではでは。

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