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旅行の思い出とか写真、その説明など。

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旅行の思い出とか写真、その説明など。

最近の記事

追悼のパリ

毎年11/13、パリは追悼のムードに包まれる。 2015年のその日、街を襲ったテロによって130人が命を落とした。 写真の場所は11区。壁面のプレートには近くのカフェで銃弾の犠牲になった21人の名前が刻まれている。

    • バンクシーと難民キャンプのジョブズ

      ヨーロッパの難民キャンプで何度かボランティアをしたことがある。 私は中学生とか高校生ではないので、日本でどこかの団体に登録して、斡旋してもらって誰かに連れて行ってもらって..という方法は不要だった。ひとり旅のついでに現場を訪れて話をした。 「日本からの旅行者なんだけど。人手が足りないっていうニュースを見聞きしたから手伝いに来たよ」。 スムーズに行くときもあれば時間がかかる時もあったが、最終的には受け入れてもらうことができた。 フランスの港街、カレー(Calais)でボ

      • シチリアのホステル みんなで料理

         パレルモではホステルに宿泊。「マフィアお断り」を掲げている宿を選んだ。観光客の多い宮殿近くにあり、一泊二千円ほど。  夜はルームメイトになったみんなと、共同キッチンで料理。左からアントニオ(イタリア)、アンドレアス(アルゼンチン)、イェルニェナ(スロベニア)。全員が初対面。  この日のメニューはホステルにあった米を使ってリゾット。炊き上がったところをイェルニェナが味を調えている。 「お前は日本人で米に詳しいだろ?」  そう言われて米を炊いたが、鍋のふたが見当たらず皿で代用

        • シチリア マフィアに抵抗する人たち

           マフィアというものに漠然とした憧れを抱いている人はいるだろうが、その発祥の地シチリアでは大多数の人がマフィアは不要で害悪と考えている。  お店にふらりとやってきて、何かトラブルがあったら自分たちが顔を利かせて解決するから..などといってカネを要求してくるマフィアたちに、シチリアの人々は心底うんざりしていた。マフィアを立件、逮捕しようとする警察や判事たちは、ボディガードや家族ごと次々と殺されていった。..誰がそんな人々を好意的に思うだろうか?  勇気ある若者たちが、ある日

        追悼のパリ

          2人の愛は終わった

          海外旅行に圧力鍋を持っていくことがたまにある。 共同キッチンのあるホステルに泊まり、そこで豚の角煮やトマト煮込みなどを作る。近くに居合わせた他のゲストやルームメイトに声をかけて一緒に食べる。 評判の良いレストランでの食事もいいが、初対面の外国人とうまくコミュニケーションを取り、こんな風に時間を共にするのは楽しい。 「I need your help !」などと適当なことを言って手伝ってもらうこともある。その方が一緒に食べた時の楽しさが増すからだ。 冒頭の写真はドイツ・ニ

          2人の愛は終わった

          イスラエルでの思い出とか

           以前、イスラエルを訪れたときだったが、空港での入国審査に長い時間がかかった。パスポートコントロールですぐに入国を許される人もいれば、そうでない人もいた。私がその、そうでない人だった。  私を含めた彼らは別室に連れて行かれ、自分の順番が来るまで待たされる。審査官の待つ面会室が近くにあって、呼び出しを受けたらそこへ入り、ひとりひとり細かな聞き取りを受ける。イスラエルへの入国の目的、訪れる予定の場所、滞在先、これまでどういった国を旅行してきたのか。どうしてイスラエルに関心を

          イスラエルでの思い出とか