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SNS採用の推進に必要な2つの力

こんにちは、hiroki katoです。現在は人事として採用や広報をしたり、SNS採用チームの責任者としてショート動画を作ったり、個人ではSNS運用代行やSNSコンサルティングをしたりしています。

「𝕏 (旧Twitter) 採用って何から始めればいいの?」「ショート動画の企画、撮影、編集のやり方がわからない」というお悩みを抱えている方がいましたら、無料相談承ります。お気軽にご連絡ください。

結論、見極める力と巻き込む力が必要

先日、上記のポストをしました。SNS採用を推進していく上で大切な力は、無数にある選択肢の中から、いま何に取り組むのか(どこにリソースを割くのか)を見極める力と、社内外を巻き込みチームを作り、施策を推進する力であるという趣旨のものです。

他にも必要な力はたくさんあるのですが、SNS採用を推進する上でのセンターピンは見極める力と巻き込む力だと、わたしは思っています。つまり、やらないことを決め、リソースを集中させ、戦略を練るのは1人でもいいが、実行するときは全員でやる、というのが大切です。

見極める力(捨てる力)

見極める力が大事な理由は、シンプルに力が分散するからであり、限られたリソースの中でやり切るためには、何をやらないかが重量です。そして、見極めるために必要なのは、小さく(時間やコスト)テストを繰り返すことです。

とにかく打席に入る数を増やし、スピード感をもって良し悪しを見極めていくのです。人事業務で例えるなら、求人媒体の選定が似ているなと感じます。意外とこの媒体と相性がいいのだなとか、この文言やフレーズのときに反応がいいなというのは、試してみないとわからないものですよね。

巻き込む力

ショート動画においては、演者(企業の代表となる人)が肝となるので、撮影前の雰囲気を作ったり、モチベーションを高めたり、演者だけではなく、その他の利害関係者への根回しなども重要な仕事になります。

演者の理解を得るのは困難なものと理解し、時間をかけて信頼関係を築いていくのが大切です。𝕏においても、社内メンバーとの関係性が見えやすいので、人事や広報の担当者が1人でやるよりもチームでやったほうが採用に繋がりやすいです。

SNS採用を推進するコツ

「忙しい中でどうやって、巻き込むといいですか?」と相談をもらいましたが、「資産になるし、市場で評価される人材になる」ということを間接的に伝えられるといいと思っています。SNSはインフルエンサーだけでなく、全てのビジネスマンがやっておいて損はありません。

人はメリットやベネフィットを感じれば動きます。反対に、感情や精神論では動きづらいですし、続くものも続きません。また、代表や経営陣を巻き込むという方法もおすすめです。トップ自らがやっていれば、社内メンバーのSNSに対する意識は変わりやすいです。

どう育むか

育む方法は、繰り返しになりますが、とにかく打席に立つことです。打席に立たなければ、良し悪しの判断がいつまでもできません。企業アカウントであろうと、とにかく失敗することです。SNSはトライアンドエラーの繰り返し。もちろん、失敗の仕方は考えなければいけないですが…

私自身もたくさん失敗をしてきました。いま見返すと本当に恥ずかしい投稿ばかりです。見栄を張ったり、背伸びをしてしまう経営者の方や人事担当者もいますが、等身大でやるのが大切です。無理をしたくなる気持ちもわかりますが、SNS上での虚像がリアルより大きくなりすぎても、辛くなるのは自分自身です。

どう活かすか

活かす方法は、やっていることを理解するところからです。SNSアカウントの運用は、小さな会社を持つようなものです。市場を分析し、自社の強みを理解し、空いてるポジションを奪りにいく。戦略を練り、必要な予算やリソースを確保(プレゼンや交渉)し、目標達成に向けてやり切る。

社内や社外メンバーへの根回し(コミュニケーション)、演者のマネジメントやディレクションなど、いま私はショート動画の運用を想定しながら記事を書いていますが、本当に必要な力が多いと感じます。SNS運用は、総合格闘技によく似ています。

まとめ

以上、簡単ではありますが、SNS採用を推進する2つの力について書いてみました。「役に立つもしくはエンタメ系のコンテンツをアップしていけば、SNS運用なんて簡単でしょ」なんて甘い世界ではありません。

一つのコンテンツを作るのに非常に多くのスキルや知識、経験が必要です。それらを備えた上で、捨てる勇気と、周りを巻き込む力を身につけることが大事です。

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