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生きている以上、毎日を全力で生きたい|日高桃子さん

「せっかく生きているから、毎日全力で生きたいと思っています。ただ生きるのはもったいないと思っていて。
人生には色々なことがあるけれど、ただ考えていても解決しない時はしない、変わらないものは変わらない。1日24時間しかないのに、解決しない悩みを考えている時間って勿体無いと思うんです。それよりも、何を食べようとか、どこに出かけようとか、ハッピーなことを考える時間に時間を費やしたい。
仕事が大変でも、昼休みがあるとか、帰ったら楽しみがあるとか、小さな楽しみを感じながら生きることが幸せにつながると思っています。」

そう話してくれたのは、日高桃子さん。(以下桃子さん)

桃子さんとは、株式会社TABBIPOが主催する旅を仕事の1つにするためのトラベルクリエイターコース、POOLO JOBで出会いました。

第一印象はとにかく明るい!!!

誰もが目を引く明るい性格で、周りに笑顔をもたらす太陽のような存在。初めてお話をした日から、筆者も桃子さんの魅力の沼に落ちてしまいました。

今回は、そんな魅力溢れる桃子さんにPOOLO JOBに参加を決めた理由や旅の原点、キャリアについて聞きました。

笑顔が素敵な桃子さん

桃子さんのプロフィール
宮崎県生まれ、宮崎県育ちの28歳。小学生から高校生までの10年間、バドミントンに打ち込む。高校時代に語学研修で初めての海外を経験。大学院時代は2年間海外で暮らしていた。海外経験で、地元・宮崎の良さに気づき、地方創生に興味を持つ。週末は基本的に海に入っている。


ーーまずはじめに、POOLO JOBに入ったきっかけを教えてください。

仕事に少し慣れてきて、日常にプラスαで何か欲しいなという気持ちがありました。私には30歳までに自分で稼げる人間になるという目標があります。強みを見つけたい、何か勉強をしなきゃとは思っていたけれど、自分にはどんな強みがあるかわからないと思っていた時に、Instagramの広告でたまたま見つけた"旅を仕事にする"という広告惹かれたことがきっかけです。

旅が好きという点がマッチしていると思いましたが、即決で参加を決めることはできず、説明会に2度参加。申し込み期限のギリギリで参加を決めました。
参加を決めた理由は2つあります。1つは、何かやらないと、何も始まらないということ。もう1つは、今のお仕事の中で人材育成を担当したことがあり、自分が受講する立場にならないと盲点になることがあると思ったからです。

ーー実際にPOOLOJOBの活動が始まっていかがですか?

「旅を仕事にする」というところに魅力を感じて入ったのですが、講座内容として執筆に関することが多くて。これまで記事を書いたりすることがあまりなかったので、四苦八苦しています。記事を書いていて、自分はライターには向いていないかも?と思うこともあるけど、課題を通じて色々な事について知れたり、学びを深められるので楽しいです。

あとは、受講生同士の交流がとても良いですね。
講座を通して自己肯定が更に高まっている気がしています。


ーー「旅を仕事にする」という言葉に惹かれた桃子さんが、旅を好きになったきっかけを教えてください。


両親が旅によく連れて行ってくれた影響で、旅が好きになりました。海外に興味を持ったきっかけは、高校2年生の時に海外研修でカリフォルニアに行ったことです。英語をある程度話せる状態で行ったはずが、ホストファミリーとの会話すらうまくできず、苦い経験をしました。その時に座学だけではダメだと気づき、大学に入ったら長期で海外に行こうと思うようになりました。大学の長期休みはとにかくいろんな経験をしたい!と、アルバイトで貯めたお金でたくさん旅をしました。

タイでの写真


個人的な旅以外にも、大学のプログラムでフィリピンとニュージーランドに短期間の留学を経験しました。普通の大学生活を送っているだけでは得られない知識とか経験を得られたことがとても楽しくて、もっと長期で海外に行きたい思う気持ちが強くなりました。
その後、国の制度を使って大学院の時に長期で海外に出ました。行き先はハワイと台湾です。とにかく現地の生活をしてみたい、働いてみたいという気持ちが強かったので、VISAをとって現地で働いたりもしました。


ーーハワイと台湾を選んだ理由はありますか?

ハワイは、一度住んでみたかったから選びました。家族旅行で何度か訪れたことはあったのですが、現地の生活がどういうものか知りたかったので実際にJ1ビザを取得して働いていました。
台湾は、大学の教授の紹介で行きました。実は渡航するまでは、あまり乗り気じゃなくて。でも、住めば都ですね。たくさんの人の優しさに触れた台湾での生活は私にとってかけがえのない思い出になっています。



ーー海外での生活では困ったことも多かったのではないでしょうか?

大変なことはたくさんありましたが、人生どうにかなると思っているタイプです。
車が急に動かなくなったけど頼れる知り合いがいなかったり、急に顔がパンパンに腫れて、病院に罹ろうとしたけれど、アメリカは保険が特殊なので病院は何件も断られて、薬局で薬を買って自力で治したり。その時に、人の健康を作っているのは食だと実感し、そこから自炊をするようになりました。今では全ていい経験だったと思えます。その時の経験があったからこそ「今嫌なことがあったとしても、いずれいい経験だと思える日がくる。」と考えられるようになりました。

生きていれば嫌なこともたくさんあるけれど、悲観的になる必要はないと思っていて。色々あるのは当たり前とした上で、そこをどう持っていくかというのを考えています。
基本的な考えがポジティブなのかもしれません。一番は、何があっても家族だけは自分を見捨てないと思っているからこそ、あまり深く悩むということもなかったんだと思います。


ーーすごく前向きで素敵です。いまはお仕事で地方創生に関わっているとのことですが、きっかけはありましたか?

もともと地方創生にすごく興味があったというわけではなく、田舎は嫌だからとにかく外に出たい!という気持ちがありました。

地元、宮崎の良さに気づいたのは、大学院時代にハワイと台湾に住むという経験をしてからです。海の近くで育って、海があって当たり前だと思っていたけれど、そういった環境が誰かにとっては当たり前ではないこと、お金をかけて、時間をかけてその環境を求めている人もいるということに気付きました。ご飯が美味しいという点も魅力的です。外に出たからこそ、食の宝庫という環境で育ったことが特別な環境だったということを知り、宮崎だけでなく九州の良さを発信できたらいいなと思いはじめたことがきっかけで、地方創生に興味を持ち始めました。

地元・宮崎県の写真


いまの会社に入ったのも、まちづくりや地方創生をやっているということが魅力だったのはもちろん、それ以上に、入社も決まっていない私に対して「3年で良い。とにかく2.3年会社で過ごしてみて、人脈や知識を広げて次のステップに繋げてくれたらそれで良いよ。」と言ってもらえたことが大きかったです。そんなこと言ってくれる会社はなかなかないなと思い、入社を決めました。

仕事内容は、町に企業で参入したいという人や、移住をしたいと考えている人の最初の窓口となって話を伺ったり、人材育成講座の運営をしたりしています。
同じ仕事が本当にひとつもなくて、飽き性な私も飽きずに仕事ができていると感じます。

ーー海外生活を経験したことで地元の魅力に気づき、地方創生に興味を持ったんですね。そんな桃子さんのこれからの夢や目標を教えてください。

まずは、宮崎・九州について発信したいと思っています。旅先での写真や情報を発信することで、興味を持ってくれる人が増えてくれると嬉しいです。
自分のライフスタイルを見てくれている人に向けて生活とか働き方を発信することで、誰かの行動のきっかけになったらいいなと思います。

将来的には、九州や宮崎の良さを海外にも伝えていきたいです。台湾でインターンをしていた時は、貿易関係の業務に携わっていたので海外流通とかにも興味があります。
それから、海外での人材育成とかにも参画したいと思っているし、海外のまちづくりについても学んでみたいです。
やってみたいこと、興味があることはたくさんあるので、あとは行動あるのみだと思っています。常にアグレッシブにポジティブにいることが目標です!

インタビューを終えて

今回のインタビューを通して、明るく前向きな桃子さんのことをより深く知ることができました。
生きているからには、全力で生きたい!という言葉が印象的で、桃子さんの言葉に惹かれる人ってたくさんいるんだろうな、と感じました。私もその1人で、インタビューをしたその日から、日常の小さな幸せを見つけることを意識するようになりました。

キラキラ輝く笑顔が素敵な桃子さん。
これからの活躍も楽しみです。

< 桃子さんのSNSはこちら >

Twitter:@hidaka_momoko

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