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【後悔しない子育て】子どもが晩ご飯を全然食べてくれなくても、イライラしない考え方


お母さん、今日もお疲れ様でした。


子どもの栄養バランスをなんとなく気にしながら献立を立て、
必要なら材料を買いに行って、
「お腹すいた」と口にする子どもを見守りながらキッチンに立ち、
時間に追われながらお料理をして、
晩ご飯を作ったことかと思います。

いざ晩御飯だよ、と並べると、ちょちょっと好きなものだけつまんで、「ごちそうさまでした」と言われたら、どんな気持ちになりますか?


仕事で疲れて帰ってきた方も、1日中子どもと過ごしていた方も、「ごちそうさまでした」の言葉とともにどっと疲れがのしかかってくるような気持ちになりませんか。


私は経験があります。昨日の夜もそうでした。


「え、一生懸命作ったのに…」と、思わず言いたくなります。

でも私は、それを直接言うことも、「食べなさい!」と怒鳴ることもしません。

献立を立て、材料を買い、見守りながら作るということは、私が「後悔したくない」からやっていることだからです。


イライラしてしまうくらいなら、お惣菜を買ってきたり、冷凍食品をチンしたり、残されても「ま、いっか」と思えるようなことをすればいいと思っています。

実際に、疲れている日は、そういうことをする時もあります。

以前は、お惣菜や冷凍食品を買うお金がもったいない、と感じてしまっていましたが、自分の苦労する時間を買ったと捉えるようにしました。


お母さんや妻という役割にいる女性は、「夫」や「子ども」に「こうしなければならない」と思い込んでいるマイルールがある気がします。

初めは思いやりだった行動が、いつの間にかやらなければならないことに変わってしまい、誰に言われたわけでも、誰と約束したわけでもないのに、マイルールとして自分に課せているのです。


結局、マイルールは自分を苦しめているだけのもので、やらなくたって、案外誰にも迷惑がかからないものが多いかと思います。

私は、「晩御飯はお惣菜を使わない」というマイルールを作っていました。

夫はお惣菜を「美味しくない。手作りの方が美味しい。」というので、極力使わないのですが、子どもはそんなこと言いません。

大好きなエビフライが出てくるのであればお惣菜か手作りかなんて全く関係ないのです。

いつの間にかマイルールを作っていたことに気が付いた時から、疲れている時は無理して頑張るのやめよう、と思えるようになりました。


無理して頑張って疲れた姿を見せるより、手を抜くところは抜いて機嫌がいい姿でいることの方がよっぽど大切なことではないでしょうか。

自分を大切に思ってくれている人しかいない、家庭内なら特に。


だから、子どもに晩御飯を作る時に、疲れている中でマイルールに縛られて頑張ってしまうと、食べなかった時に相当ダメージを食らいます。

自分の心身の状態を把握し、無理せず、機嫌よくいられる行動を選んでいくことが、イライラしないポイントかと思います。

手を抜きすぎることで気を付けなければならないのは、数年後振り返った時に自分が後悔しないかどうかだけだと思います。

「もっと一生懸命 晩御飯を作ってあげればよかった」

「もっと栄養のあるものを食べさせてあげたらよかった」

そんな後悔さえしなければ、全然いいと思います。


私にとって子育ては、自分が後悔しないためにやるものというスタンスです。

私は後悔しない子育てをするために、一生懸命晩御飯を作っただけで、食べてもらうことが目的ではない。極論そういうことです。

何が嫌だったのか、どうして食べなかったのか子どもと話して、次は食べてくれるように工夫するのも、子どものために一生懸命行動したと、振り返った時に思えるように、後悔しない子育てができたと私自身が思うために、やることです。


私がどれだけ頑張って作ったって、食べるか食べないか決めるのは娘ですから。


私は娘を愛しています。

将来成人した娘を見て、「もっとこうすればよかったな」と思う子育てはしたくありません。

「立派に育ってくれた」と胸を張れる、自分を褒められる子育てをしたいと思います。


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