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扇子の使い方(裏千家茶道)

2019.12.14

ごあいさつの時、茶室に入る時、道具を拝見する時に、ひざ前に置いて相手と隔て、自分を下げることで礼を尽くす、敬意を表す。

写真の扇子は、千利休が詠んだ句が書かれてる。

扱い方

・模様がある方を自分に向けて持つ。
・チラチラさせない。

扇子の意味

もてなす側の亭主と客との間にある結界を表す。(一般的には神社仏閣における聖なる場所と、俗なる場所とを分ける境目のこと。)

扇子の置き方

扇子のかなめが右になるように膝前に置く。
ごあいさつは、「ごきげんよろしゅうございます。」

正客:
かなめが上座になるようにして、自分の真うしろへ右手で置く。
次客:
右手をくるっと回し、かなめが下座になるようにして自分の真うしろへ置く。
※江戸間(関東)の畳は京間(関西)よりサイズが小さいので、うしろに置くスペースがない時は自分の右うしろに置く。

今日のお菓子

柿

おいしい。:)

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