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自分の機嫌は自分でとること、その強さとは


なんだか、なんだか、おひさしぶりの投稿になってしまった。
以前ほど、noteに向き合う時間は多くなくて、他のやりたいことにリソースが分散されている。
この世界に生きているものたちは1日24時間しか与えられていないのだから、何をどう時間を使うかは永遠の課題なような気がする。


先日、こんな投稿をつくった。

先週は比較的自分のペースを守れていて、機嫌よく過ごしていたこともあって、ふとストーリーにてフォロワーさんのご自愛習慣を聞いてみたところ、「うまく自分の機嫌がとれません」という声があったので、急いでつくってみたわけだ。


この投稿をつくるにあたって自分の心が悦ぶこととは、といろいろ考えてみたけど意外と大それたことなんてなくて。

ただ、誰かと比べないこと。
自分に目を向けること。
疲れたら自分以外に目を向けること。

私が自分を取り戻すために必要なことはこれだけのように思う。


まずはスマホから距離をとること。
誰かといつ、どんなときも繋がっていることができて、手のひらの中であらゆることができてしまう。気を抜くとずっと手放せない存在で、それでいて何かと比べてしまうこともしばしば。しかも、ずっと見ていると目の奥が痛くなり首も凝るようになってきて、しまいには吐き気のような感覚に襲われたとき、「ああ、これが手放せない仕事には就けない」と思う。
noteの更新も含め、SNSまわりの更新が自己実現の活動の一部なので、どんなものを見ても揺るがない強靭なメンタルと画面を見続けることや情報過多で疲れない身体がほしいけども、どうやら私には持ち合わせそうにもない。

少し疲れたなあと思ったとき、自分に目を向けるようにすることで、かなり楽になることが多い。


自分に目を向けるようになって気づくことは、画面を見つめていた時間に取りこぼしていた幸せの数々だったりする。
嬉しいことはストーリーに書いて噛み締めた気になっていたり、辛いことはSNSに入り浸ることで解消していたり、SNSとともに生きていると自分の気持ちをおざなりにしがちだ。誰にも見せるわけでもない自分だけの世界の中で吐露する言葉たちはみずみずしい。安易な言葉に逃げがちなこともあるけども、それはそれで私の疲れているだろう心境を表しているだろうし、深い思考は自分の奥底と向き合っているようにも思う。

私は比較的SNSでも自分の気持ちをできるだけ繕わずに表現するようには心がけているけども、やはり多数の目に触れるとなると無意識に言葉を選んでいる気もする。以前、紹介した本の中で指摘されていたのは、「SNSのような他者の目があるところで語られる言葉はその場の期待に無意識に調整されてしまう」ということで、まさにこの状況にぴったり当てはまる。

本来もっている自分の感情を分かっていること、これって意外とできているようでできていないことだったりするような。だから、感情を消化するような営みを行い続けてしまうんだろう。気が付いたら鬱々として自分探しをするくらい自分との対話が見過ごされてしまうからこそ、意識的に行う必要があるのかもしれない。


そうも、自分との対話ばかりしていると疲れてしまうこともあるので、現実逃避と言わんばかりに自分以外に目を向けることが多い。
植物のお世話や読書なんかはまさに代表例。

自分以外のもののケアや本の世界に入り込むことで、自分を深掘ることでどんどん霧の中に突き進むような心地が晴れていく。ただ自分との対話を行うだけでなくて、適度なスマホ以外の現実逃避も大事なようだ。


いろいろと自分を取り戻すためのことを並べてみたのだけど、うまくできるようになったのはつい最近のこと。
それまでは周りの雰囲気に流されて苦しくなったり、お買い物に走ったり、自分でどうにかするというよりは「何かにご機嫌をとってもらう」状態だった。それは自分を他者に委ねることだったし、決して自分をコントロールできているとは言えない状態だ。そんな状態はなんとなく生きづらさを感じることも多かったし、ふと虚無感に襲われることもあった。

自分のご機嫌は自分でとれること、それは自分の生活、もっと大きな括りでみると人生を自分でコントロールできていることなのかも。そう思うと、心と身体が悦ぶことを知っていることはすごくすごく強いことなんじゃないかと思う。

自分の人生は自分でつくりあげる
そこまで強い意志はないし、ゆるゆると運の流れに身を委ねることもあるだろうけども、どこかで自分でいることを忘れないでいたい。

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