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週が明けた古着屋さん。

今の体温 35.4

昨日、火曜日の話。
散歩がてら例のリサイクルショップへ。ブティックの不良在庫を山ほど持ち込まれて店先がパンクした店だ。
週末うっかり立ち寄った私は店先の洋服を店内に詰め込む手伝いをした(する羽目になった)。
あれから3日、どうなっただろう。

若干スペースが空いている理由は、一部を車に移動&汚れのある服を廃棄したからだと言う。10袋ぐらい捨てたって。ざっと見ただけでもウールは虫食いやヤケがあったりしたし、長いものは裾が汚れていた。
このお店は狭いので、汚れを落としてアイロンをかけて売るなんてことはしない。よほどの品でなければ、汚れやイタミ→廃棄が基本的なパターンだ。
私が断捨離のために通うリサイクル施設では、持ち込まれた市民の不要品を再販している。いつもガラガラでゴミみたいなものしかない。
そこに運べば全方位(お店、リサイクル施設、利用者)が幸せになったのになあ。なんとかならないものか。
たまに私が廃棄品を持ち帰って寄付に行くが、微々たる量だ。

「シミのあるものは捨てるので、その中に好きなのあったら持って行っていいですよ。この間、働いてもらったからバイト代もあるし」と、さりげなく「仕分けしろ」と誘導してくる店長。甘い言葉に乗せられて、約1時間の労働(笑)。
これは私のためでもあるのだ。なぜなら、冬に向けて不要なコートなどを買い取ってほしいから。こんなに服があったら買い取ってもらえないかもしれない。
洋服はみんなハンガーに掛かってセロハン袋に包まれているけど、セロハンがホコリかぶってるし、ハンガー用の穴が1センチほど開いていて、そこがもれなく汚れてる。
コート等ウールの虫食いもハンガーの穴から広がる場合が多い。これマメ知識ね。大事なコートの保管にはご注意を。テープで塞ぐなどしたほうがいい。

で、仕分け。前回気になっていた素っ頓狂なスーツが見つかったが、案の定シミがあったのでこれをいただくことに。
着られないデザインだけど、芸術品だなあと思うレベルで美しい。

さて仕分け。汚れていても暗い色だとわからないし、そこを精査するのは時間かかるので、私は白っぽいものをメインにチェックした。
この後、買い物に行く予定なのだ。
店長は濃い色の服も処分してたが、よくよく見ないと気付かないような薄いシミ。私より目が良さそうだ。

奥にある一山を片付けて疲れたので他のものを物色。
来たときからチェックしてた漆器は、木製ではなさそうなので保留。少し大きめだったし、柄もよかったんだけど。
キラッキラのカップ&ソーサーを発掘。見つけた4個すべて購入。裏印を見ても字が小さくてよく見えない。オランダと書いてあるなあと思っていたが、帰って来てしっかり見てみたらタイランドだった(笑)筆記体だったので読み間違えてしまった。
タイには王室御用達のキラキラ食器の伝統工芸があるらしい。

いただきもの数点をチェックしてみたが、やはり自分で使えるものはなかった。残念。寄付するか、出品するか。ゴミにするのはもったいない。

すでに昨夜のうちに汚れのひどいものは洗って干してある。
早くやっちゃわないと。

つらい毎日の記録