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7.20 せつない話。

今の体温 36.1

今日、また晴れたので久しぶりの晴れ間を楽しんだ。
不要品をバッグに詰め、リサイクルショップまでお散歩。

◆お婆ちゃん用に買い置きしていた長袖下着 
古いものだけど未使用、柔らかコットン
◆リバティプリントっぽい小さ目トートバッグ
◆未使用タグ付きの白いワンピース
どう見ても1000円以上では売れそうもない。かさばるので送料が730円かかるから、500円も手元に残らない。残る計算で価格を付けたら売れないだろう。写真撮ったり商品説明書いたりするのがかったるいから、ココで売ってもらおう。
私はだいたいそういう理由で持ち込んでる。
◆未使用スカーフ 黒地に花柄の細長い形のもの。ポリエステル。
◆使用感のある保温ランチバッグ 
だいぶ使ったものだけど、まだ破れも汚れもないので捨てられなくて。

最後のバッグは、買い物をした人のショッパー(お店の袋のこと)がわりに寄付。
「そうですよね、それぐらいしか使えないし」と言われて
「えー(笑)もー」と慣れ合う私だった。こういう時は慣れ合っとくのが吉。他にも何点か洋服があったような気がするけどよく覚えてない。それぐらいどうでもいい服だったってことだ。

最近こんな感じで少しづつこのお店で服を手放している。
毎回、ほとんど150円ぐらい。
でも別にオッケーなんです。だって、ここでは150円でも買えるものがけっこうあるから。和服やバッグ、たまに100円で出してます。
和服は浴衣やウールもありますが、正絹もあります。
バッグもピンからキリまで。

この日は前回の残りが100円あったので、合計250円分のお買い物が可能。
タグ付きのレースのストール(上代12000円)を発見。ちょうどレースのストールを手放すかどうか悩んでいたところだ。これを買ったら心置きなく処分できる。でも数が減らないよね、おかしいよね。
もう1点、キラキラのついたTシャツを購入。
合計350円だったので100円を現金でお支払い。
で、おまけが付いてきた。

廃棄品のTシャツ2枚。
どっちもシンプルだけどオシャレで、生地の状態も悪くない。
少し汚れがあるから、とのこと。

ここでは洗ったりシミ取りしたりしないので、汚れ+すぐに売れそうにないものは廃棄。主にTシャツ類や地味な着物などが標的になる。よくゴミ袋に入っているので、見つけた人が「もらっていい?」と持って行くことも。ゴミが減ったら他のゴミを入れられるからOKらしい。今回は私が見つけて、「いるならどうぞ~」と言われたのでいただくことに。
「タダであげたら商品が売れなくなるかも」という気持ちはなさそうで、ほんとにここの店長はエライ。私なんか、もらい物のほうが多いことすらある(それもどうなの)。
キラキラTシャツは華美すぎて買うかどうか悩んでいたが、途中でこのTシャツをいただくことになったので「それなら」と買っちゃった。
汚れがあると言うけど、どこが汚れなのかわからないレベル。
しかも、私が手放すかどうか悩んでいるTシャツよりもよっぽど上等で、かわいい。

「私は一体なにを悩んでいたのだろう」
と切なく思った。帰ったら処分一択だ。

ゴミのほうが手持ちの服よりも素敵だった。

笑えない現実。

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