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生理用品。

朝のバラエティで「生理の貧困」を取り上げていた。
これはほんとにゆゆしき問題だと前々から思ってました。

私はすごく生理が重く、量も多いのでずっと大変だった。
夜用ナプキンを使えばいいんだけど、単価が高いのです。
うちは貧乏だったし、独立してからも生活が楽ではなかったのでセール品ばかり買っていた。安い時にストックしておかなければならない。
特に困っていたのが生理用ショーツ。
役に立つものは高い!
安いのは使い心地が悪く、フィットしないし、足のゴムが拷問みたいに痛いし、漏れるし、役に立たないものばかり。
私は気に入ったものを10年以上使ってました。買い換えたかったけど、良さそうなものは2000円近くするんだもの。洗い替えも必要だから最低でも2枚、できれば3枚ほしい。となると6000円です。しかも「良い物かどうか使ってみないとわからない」ワケです。冒険できませんでした。
そんで、10年。
これを生理の貧困と言わずして何なのでしょう。

女性は一般的に収入が男性より少ない。
なのに、女性だけ毎月かかる固定費。それが生理用品。
ナプキンだけで1000~2000円、痛み止めの薬を使う人はもっとかかる。通院する人はさらに負担がある。

生理は出産にかかわる、国力に直結する重要な問題。
スコットランドでは生理用品を必要な人に無償提供する法案が可決された。
これは女性に優しい政策であると同時に、国力強化の政策なのだ。

つらい毎日の記録