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往復2時間掛かる幼稚園への送迎を実現するための共働き夫婦の生活

自転車で10分の保育園から自動車で最低45分掛かる幼稚園に転園してから1年が経ちました。

遠方の学校に送迎することを検討されている共働き家庭の方の参考にどんなタイムラインで生活しているかを書きます。


家族構成

30代の夫婦と幼稚園児の3人家族。
夫婦とも小規模事業主です。フリーランスという言葉でイメージできるような状態です。

夫は、基本的に午前から夜まで休憩1時間込みの9時間拘束で客先常駐していますが、コロナ禍で在宅ワークが増えています。
しかし客先常駐に切り替わることも今後考えられます。
残業もありますが、子供ができてからは1日平均20~30分以内に抑えています。(客先や同僚のご配慮の賜物)
常駐先は携わるプロジェクトにより半年から2年で変わり、ほぼ都内になります。
普通自動車免許は持っていません。(現在、取得に向けて練習中)

妻は、平日幼稚園に子供を預けている間の6~8時間働いています。
また商談のため土日も月に1~4回働いています。
納品時などは約10時間ぶっ通しで働くこともあります。
時々、深夜に起きて働いています。
普通自動車免許を持っています。


幼稚園までのアクセス

自宅から道のりで12kmほどの距離があります。車で片道45分。混んでいると1時間以上掛かる時があります。
公共交通機関を使うと、バスを3台乗り継ぐか、電車を3路線乗り継いだうえにバス1台に乗る必要があります。どちらにせよ片道1.5時間。
最寄りの幼稚園バスの停車場所までは、バスなどで50分掛かります。


夫のタイムライン

基本的に朝食作り、ゴミ捨てなどをして、息子を朝幼稚園まで送り、夜は帰宅後に息子とお風呂に入り、絵本を呼んで寝かしつけるという役割でした。

このご時世により、自宅勤務することが増えまして、その際は、朝食は基本作らず、代わりに洗濯と夕食作りとお風呂掃除が役割となりました。

06:00 起床 ※朝食を作る日は05:30起床
07:30 自宅を出る
08:20 園バスの停車場所に到着
08:35 息子を園バスに乗せる
    ※職場に行く場合は最寄り駅まで移動。帰宅する場合は走って帰宅
09:30 職場到着 or 帰宅
09:45 業務開始
17:30 自宅にいる場合、終業。料理開始
18:45 料理&お風呂掃除(湯沸かし)完了
19:00 自宅にいる場合、妻子の帰宅を待って夕食開始。
    職場にいる場合、業務終了。帰路へ
20:00 自宅にいる場合、夕食終了。息子と入浴。※妻が息子と入る場合も
    職場にいた場合、帰宅。息子と入浴。
21:00 夕食を取り終わり。息子を寝かしつける。



妻のタイムライン

基本的に夕食作り、洗濯や掃除機掛けやお風呂掃除、息子のお迎えを、夜は息子と入浴することや、絵本を呼んで寝かしつけることもあります。

お客様のご都合で土日も働くことがありますが、休日は割愛。

06:00 起床 ※朝食を作る日は05:45起床
08:30 息子を自家用車で送る場合は出発。送らない場合は洗濯掃除など。
09:20 幼稚園に到着
10:10 帰宅。業務開始
16:50 幼稚園までお迎えに出発
17:50 幼稚園到着
18:45 帰宅
19:00 夫が料理していない場合、料理開始&お風呂掃除。
    夫が料理している場合、夕食開始。
20:00 夫が料理していない場合、夕食開始。
    夕食完了。息子と入浴する場合は入る。



まとめ

往復2時間掛かる遠方の幼稚園に通うと、
・夫婦双方が1日に連続した9時間を確保することは基本的には無理。
 ※自宅で働ける仕事や、幼稚園の近くの客先を選ぶなど工夫の余地あり。
・夫婦双方がそれぞれの役割を難なく行えるようにしておく。
 ※夫が朝食も夕食も作れる。
 ※自動車の運転を双方できる。
  (私は只今、36歳にして教習所に通っています)
・子供の睡眠時間の確保を意識的に。4歳児で10~12時間必要です。

上記が必要になってきます。
上記ができないとどうなるかというと、「できる人がやり、負担が集中する」ということがおきます。
日本では妻がパートにするなど、仕事(キャリア)を犠牲にする傾向があるのではないでしょうか?

我が家では、自動車免許は妻のみ持っているので、園バスが運行しない日などは、妻が車で送るか、それが無理な時は1.5時間掛けて夫が送迎してます。
そんな日は、夫が夕食を作ることになります。
それはそれで成立はしていますが、妻がお迎えに行けない時は、往復3時間掛けて夫がお迎えした上で夕食をどうにかする必要があります。


我が家は妻の圧が強かった(笑)ため、家事しないなどという選択肢はありませんでしたが、よっぽどの理由が無い限りは、夫も家事を一通り全てやってみると良いと思います。
自分で料理すると子供に必要な栄養を入れることができますし、自分の作った料理を「100点!」と言って食べる子供の姿を見ると幸せです。

「ブリ照り」「お芋ごはん」「コーンごはん」「かぼちゃスープ」「ミートソース」「○○のマヨ炒め」「パパチャー(ハン)」全て息子の好きなパパ料理ですが、パパチャー以外、子供が生まれるまで作ったことがありませんでした。
しかし作ってみると段々上手になり、レシピを見なくても作れるようになります。

何より、息子が「パパの料理おいしい」と毎食言ってもらえるのは、すごく嬉しいです!

いただいたサポートは息子の学費の拡充に充てさせていただきます!