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ナイロビの大晦日と新年 2023→2024

ケニアで過ごす初めての大晦日。

日本だとクリスマスを過ぎると途端にお正月の装飾に様変わりしますよね。
今思えば、裏では街中の装飾を変えるために奮闘している方がいるからこそ
味わえるものだったのだなと思ったりします。

ケニアでは、お正月という文化は特になく、
クリスマスが続いているような雰囲気です。

「Merry Christmas and Happy new year」というフレーズを一度は耳にしたことがあると思いますが、まさにケニアはこのような感じです。

また、休暇についてですが、クリスマス前後で長期休暇を取るのが一般的であるため、通常1月2日から働き始めます。

クリスマス感が続いている&20℃台の気候で暑いこともあり、
年の瀬だという実感がないまま、新年を迎えました。

季節感というのは、暦だけではなく気候や装飾品で感じとっていたのだと感じますね。

さて、ナイロビの新年の祝い方ですが、他国と同じように花火が上がります。日本では、水辺で花火が打ち上がることが多いですが、ナイロビの新年の花火は高層ビルから上がります。

私は安全の理由上、夜10時以降外出が出来ないため家から花火を楽しみました。といっても、家の窓から直接花火を見ることは出来ず、隣の建物の窓ガラスに映る花火と音で楽しみました(笑)

ほんの数分で花火は終わってしまいましたが、今までにない新年の祝い方だったので、記憶に残る新年の幕開けでした。

また、隣人たちが窓やバルコニーから顔を出していたので、
各フロアから「Happy New year!」と声を掛け合ったのも思い出の一つです。

花火でひと盛り上がりした後、約1時間後が日本の日の出の時間だったので、youtubeの配信でダイアモンド富士を拝みました。

ちなみに、ケニアと日本は6時間の時差があります。
日本の方が6時間進んでいるので、現地時間18時にまず日本の時間で新年を祝い、除夜の鐘の配信を見て、現地時間0時に正式に新年を祝い、その後日本の日の出を画面越しに拝み就寝しました。

こんな楽しみ方をしたことはなかったので記憶に残る新年の幕開けとなりました。

お正月は、同期隊員とそのお友達が家に遊びにきてくれ、
ケニアにあるもので出来るお雑煮や栗きんとん、わらび餅などを持ち寄って
パーティーをしました。

慣れ親しんだものがすぐに手に入る環境ではないので、
食べたいと思ったものを現地のものでなんとか再現するスキルは着々と上がっています!