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読み物として面白い『ビッグイシュー』


『ビッグイシュー』という隔週販売の雑誌があります。昨年、日本での発刊20周年を迎えたそうです。

ビッグイシューは市民が市民自身で仕事、「働く場」をつくる試みです。2003年9月、質の高い雑誌をつくりホームレスの人の独占販売事業とすることで、ホームレス問題の解決に挑戦しました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。ビッグイシューの原型は1991年にロンドンで生まれました。

『ビッグイシュー』ウェブサイトより

私とビッグイシューとの出会いは、とある駅のそばで販売員の方を見かけて購入したことでした。10年位前だと思います。

読んでみると、特集記事が海外のビッグイシューと共通なのか、国際的なアーティストのインタビュー記事であることが多い印象です。あと、環境問題とか、社会問題を取り上げていることが多いですね。
日常生活ではなかなか出会わないテーマも取り上げられているので、それ以降、販売員を見かけたら購入するようにしています。
厚みや紙質は、これまた私は好きで見つけたら必ず入手する『メトロミニッツ』『メトロポリターナ』と同じような感じです。それよりは表紙の紙質が薄いです。

もちろん、販売員の方の助けになる、というのも購入の動機ではあるのですが、雑誌記事の内容が読み物として面白いので、購入を続けています。
私自身はあまり政治的・党派的な記事は好きではないので、万が一そう感じた記事は読み飛ばします。

なかなか定期的に買えないので、購入できた時に、販売員さんお手持ちのバックナンバーも合わせてまとめ買いしています。
昨日は恵比寿駅のJRから日比谷線に乗り換える地上に出たところで販売員さんに巡り合い、バックナンバー含めて9冊購入しました。高めの本とか飲み会1回分と思えば払える金額かな、と。

ちなみに最近は、3ヶ月分や年間の定期購読もできるようです。

記事には毎回、世界の販売員さんのインタビュー記事があります。
それを読むと、購入する人とのコミュニケーションを楽しみにしていらっしゃる販売員さんもいらっしゃることがわかります。
が、私は人見知りなので、世間話は一切しない派です、すみません…。

世間話はできませんが、細く長く購入したい雑誌です。

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