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寿命を知った日❶(唐突に社長になった)

命の寿命では無く、今の職場での寿命を昨日知った。多分誰しもがこの職場にいつまでいるのだろうと思う事は少なからずあると思う。その寿命を知る事になる理由を書いておくので、今社長や上司や先輩と言う立場の人にはどうして寿命が来るのか思い出して欲しい。

かなり端折るが20代にある日出社したらいきなり社長になった事がある。親が社長だったとかの話しではなく、今まで一従業員だったが社長になった。付け加えるがこの職場は転職して1年経過した位だった。
この時はいきなりだったので、同僚や先輩も隣に座るOLさんが社長と言う意識は流石に生まれてこない。この事が自分の大きな財産に後でなった。

先程の通り転職してそれほど経ってなく、経験も浅いので何をして良いのか分からない。無い頭で自分が先ずした事は誰が何をやっているのかの把握だった。これは自分がわかっていない事も当然理由だけど、前職で上司から来る仕事が全て【大至急】だった事。

所謂振り回し系の上司に有りがちな、30分前に【大至急】と言われてやっといるとまた別の【大至急】がやって来る。その時思ったのが、部下の仕事をまるで把握してないじゃないか!って思ってた。
これを平気で言う上司に、どれが一番先ですかって聞こうものなら、
「どれも大至急だ!自分で考えろ!無能!」って返事が来る。
自分が社会人1年目の仕事上間接的な立場の上司がすごく有能な方で、口癖が「ダメ社員は上司が作る」といつも言う方で確かに彼の直属の部下は皆立派だった。
当たり前だが怒鳴り声も無いし、残業もその部署は劇的に少ないしイキイキしてた。それを横目に荒む自分の部署を恨んでいた。

自分はダメ上司と同じ事をやらかしそう。なにせ何もわからないから、どうしても誰かにお願いする事になるのはわかりきっているし、焦りでイライラして、とんでも無い要求しそうなので、まずそれぞれの仕事の把握からしようとなった訳です。

それと並行して自分が相当高額の給与を手に入れたと邪推し始めた社員がちらほら出始め、少し口調がいやらしくなり始めていた。不穏な空気は出始めていた。

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 この時の心境は「人生は戦いである。」
先日、美術館でこの絵を見て思い出した。

人生は戦いである。



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