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徳川家康臭

(・ω・)先日、桜がやっと咲き始めた頃に

「すっかり支払いを忘れていて危うく参加できなくなりそうだった」

家康公が残した香りを再現(つまりお香を作る)というイベント参加してきました(・ω・)場所は徳川美術館!

徳川美術館に植えられているこの桜「東海桜」と呼ばれる桜で、枝が真っすぐなのが特徴(・ω・)モモかと思う位真っすぐ。

生憎の曇りのち雨の一日でした。


大曾根駅から歩くと裏門に到着。通路がなんとなく好き。

なにかありそうでワクワク感があるよね。


早速本題に入りますが、お香を作った事が勿論無いのですが、計量から始まり調合そして練り上げ(練り香を作るので)まで行いますが、一人でやって
いたら一日かかりますのでグループで行います。予想外におひとり様参加が
多くて安心(・ω・)ホッ

本格的でしょ?乳鉢に入っているのは香りの素ではなくてつなぎです。

手袋ついている意味が後でわかる。

お香の材料が山ほどあるよ、というご説明をしていただき、現物をみて
おおおおおお!!となっておりました。とくに麝香は干からびた現物
(ジャコウシカの睾丸)はかなり強烈な香りをかぐ事ができました。

色々嗅ぎまくる。

よもやま話として香水でムスクっていわれるものは実はジャコウシカのなにやらでは無いとの事( ゚Д゚)ええええ

合成ムスクとよばれる「れっきとした人工化合物」だそうです。てっきり自分はジャコウシカのなにやらをつけていると思い込んでました(・ω・)

乳鉢でゴイゴイスーとゴイゴイするのは久し振り過ぎて楽しい。

たのしい。


材料が粉っぽいのになんで最終こうなっているのかと言うと・・・
実は、お香はつなぎに梅エキスとはちみつを入れるそうです。(今ではそれを使わないところも多いとか)そして墨を加えるので真っ黒。

ねちょねちょしてる訳ではない。

このあとこの塊を正露丸みたいに丸めるというもの。(・ω・)
なので手が真っ黒になるから手袋があったんですが、そのまま素手で
まるめてましたW


その後はお茶室にて、そのお香の香りを楽しみながらお茶を頂きます。

餘芳軒でお茶を頂きましたが、こちら通常は開放しておらず、イベントのみ。

こざっぱりしたお茶室ですが、お庭が残念だなぁ。

この炉の端に本日作ったお香とおなじものが置かれ、ほんわかと香りが
茶室全体に広がっていました。

確かにこれは・・・一般では使わない。

お香の感想ですが・・・
「某愛知県の世界企業の製造物のイメージの香」がしました(・ω・)
個性が無いようで、しっかりと引き立てるというか。
まあ、らしい香りでした。

イベントでは収蔵品を使ったお茶席なので、競争率が半端ないらしいです。
(・ω・)だよな、国宝なんだもん・・・。

あおいのごもん

建物の裏側は実は当初の徳川美術館の建物で、こちらは登録有形文化財に
指定されています(・ω・)裏側が元々の表側。

重厚な造り
近くで見る事ができませんでしたが立派。


来た事が無い・若しくはまともに見た事が無いという方(・ω・)
「一日かかります」狭いんですけど、半端ない量!!!

ご多分に漏れず本日も最終時間まで・・・(イベントがあったので尚更)

せっかくなので🍵してきました。

うさぎカワ(・∀・)イイ!!

竹千代という名前のメニューでした(・ω・)。

和は良い。


運よく午前中は晴れ、満開の東海桜を楽しみ、よい休日でした。

(*´з`)


自分の作ったお香はまた別の記事で。

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