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貴方に想いを馳せるとき


その日は、突然のゲリラ豪雨に見舞われて
ただでさえ暑い気温の中、湿度も加わり、
ジメジメして蒸しばんだ、とても暑い日だった。

その日は、以前同じグループで活動していた、
他の女の子を応援してくれていたかたが
ライブを観にきてくれた。とても嬉しかった。

最後に映した光景のまま
時を止めることもできるのに足を運んでくれた、
そのことが、なによりいちばん嬉しかった。



特典会にも、来てくださった。

そういうかただと知っていたけれど
実際にお顔と声を交わせると嬉しい。

そのかたの、
右の目の横に、一本の透明な線が伝っていた。

私は、そこから目が離せなくなってしまった。

汗か、そうじゃないものか、
なにかは分からない
確かめることはできたけれど

わたしは限られた時間内を、明るく、
久しぶりに会えた嬉しさを楽しい時間でお話し
することにした。気付かないフリに徹していた

もちろん、それはなにかと、聞くこともできた。
今日のこと、どうだったなども正直気になった。

でも、私は、ずっとうんうんと、頷きながら
私の話を聞いてくれて最後に、明るい未来を
願う一言をかけてくれたそのかたの優しさに
甘えてしまった。

理由なんて、問う方が野暮なこともある。


その日から今日まで、これからも、

たぶんふと思い出す光景だと思う。




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音楽って、本当に重要だと思う
無くてもいいものだから

それは、決して
音楽を軽んじているわけじゃなくて、

もしかしたら無くてもいいものって
在るべきものより、すごく尊くて、


大切にしないといけないんじゃないかって思って
私たちの関係も、それに近いものだと思っていて


生まれた場所も違う年齢も違う
親も、お世話になった人も違う

出会う前は、
謂わば"恩に着すもの"が何も無かったわけで


学校は、誰かに学費出してもらったりだとか、

お仕事も、自分のため、家族のため、何かのため
誰かに紹介してもらって、就いた職場だとしたら
その人のために頑張りたいとかの理由も

だけど、私たちは、関係性に名称もない、

あなたの名前とわたしの名前で成り立って
いる関係で、比べられるものもないけれど

寂しいことをいうと、いつでも自然消滅は

できてしまう。お互いを確認できるのは、
SNSと直接会える時間だけだから。


私が、
応援しているかたに、抱かせたくないものが
『妙な違和感』で、それは、言語化できない
関係性である以上、ふたりの間に割と大きな
ウェイトを占めるものだと思っていて。

風邪とか引いたとき、どこが痛いとか、
辛いとか、分かるの自分だけだもんね。

生きてきた分、ひとには気付けない感覚
ってきっと、自分にあるものだと思うし

うまく言えないんだけど、

賢くはないけど、ずる賢くはなりたくない。

わたしは、違和感抱きながら、この世界に居
続けられるほど賢くないから、安心してね。


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最近は、雨が続いているから〜…とか、
なにかにつけて雨のせいにしたくなるよな
日が続くね。(ごめんね、雨ちゃん🐈🌧️)

ぼーっとするし常にねむめで、

洗濯物も溜まっていく一方で、



食欲だけ元気あって

後悔する繰り返しで

でも、配信したら、
そんな丸顔もいいじゃないと言ってもらえて。


だから、
私もあなたを肯定したいし、



人に迷惑かけない理由だったら、
ときどきなにかにつけて、理不尽な理由で
今日をダメダメな日にしてもいいよねって


そうやって、一緒に、思いたいと思った。




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