見出し画像

休職して分かった自分的リフレッシュ

2024年になって早3ヶ月。
私にとって今年は、自分自身のことを改めてよく知る1年になる気がしている。

というのも、1月にうつと診断された。(直接的な表現で重々しいため以降、愛を込めてウッちゃんと呼ばせてもらう)

自分では日々小さな幸せを見つけるのが上手いと思っていたため、ストレスを溜めても意識的にポジティブに変換して気持ちを切り替えられるタイプだと思っていた。

昨年末から忙しさに拍車がかかり、休みの日も仕事に侵食され心の栄養が吸い取られている様に感じながらも、「まだまだいける!雑草魂!!」と自分を鼓舞し続けていたら、ある日突然心の中の炎が消えたような無気力感に襲われた。

今思えば、頭の中でテレビの砂嵐が流れてるような感覚が常にあり、一日1食生活、3〜4時間睡眠など不健康生活を数ヶ月送っていたこともあって、慢性的なめまいや倦怠感、キリキリとした腹痛など身体からSOSが出ていた。


そして病院でウッちゃんと診断された日の帰り道、

  • 考えることを放棄し、休める理由ができたこと

  • 久々に考え事をせず、ただぼーっとしながら太陽の下を歩いていること

  • 病気になってしまうまで自分を追い詰めてしまっていたこと

こうした思いが重なり、涙が溢れでた。


人それぞれ回復のスピードは異なるため、私は一つの指標として本を読めるようになったらある程度心が回復したと思うようにした。

その理由は、元々本を読むのが趣味だったが体調不良気味になってから本を読みたいという意欲が湧かず、読もうと思って本を開いたとて集中力がなく数行で閉じてしまっていたから。

休職してから数週間はとにかく自分の気持ちを最優先した生活を送った。
そして数ヶ月経った今では、一人暮らしや英語を勉強したいなど、未来に向けての前向きな意欲が湧くようになった。


きっと今後も忙しい毎日を過ごすことになった時、知らない内に心が疲れて再び同じ状況になってしまうのを防ぐために自分なりの機嫌の取り方を考えてみた。

  • 考え込みそうになった時は音楽で思考を止める

  • 1ヶ月に1〜2回は友達に会う日を作る

  • 1ヶ月に1回は一人カラオケに行って酸欠になるまで歌う

  • 疲れそうだなと思った週の休日は、何もしない日を過ごす

  • 体力が残っている休日は、丸一日映画や本など自分が喜ぶエンジョイ消費だけする日を設ける

歳を重ねるごとにアップデートし、数を増やしていけたらいいなと思う。


初めはウッちゃんになった自分に心底落ち込んだし人生に嘆きたくなったけれど、自分で自分の機嫌を取る心の余裕を持つ大切さを20代前半で実感したことは、ウッちゃんに感謝できることかもしれない。


晴れの日の午後3時、今この文章を書いていることが何より楽しいと思えるところまで回復できた自分を褒めるところから始めてみる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?