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転職して1カ月経ちました

こんばんは!お久しぶりです、ちかです。

1/15からスタートアップで知財担当として働き始めて、1カ月経ちました。あくまで私のいる会社での話ですので、全ての企業が同じというわけではないと思いますが、そこで感じたことを記録しておこうと思います。

超マルチタスク

事務所にいたときは、割り込みと言ってもせいぜい電話くらいで、「今日であの意見書を終わらせて、明日はあの案件の願書×3を書いて…」とひとつひとつ順番にタスクを片付けていくことが多かったのですが、今は全然そんなことできないです。いろんなことが同時並行に進み、MTGも多く、さらにSlackの通知がガンガン鳴るw最初は自分が何をやっていたのかよくわからなくなることもありました。笑 止まっちゃう案件がないように、TODOリストを使ったり毎日同じ時間にタスクを振り返ることでなんとかしています。

意思決定をするという責任

事務所にいる弁理士は基本的に代理業務をするので、自分で意思決定をすることは基本的にはないですよね。何をアドバイスするにも100%断定するような言い方はなるべく避けますし。「こういう点でこうする方がいいと思料いたします」とか「このようなリスクがあります」と話をして、最終的にどうするかを決めるのは、当たり前ですけどクライアントでした。今はたった一人の知財担当なので、やるのかやらないのか、自分で決めなければいけません。そしてその通りに会社が動きます。その責任の重さをひしひし感じる毎日です。

「知財を何も知らない人」に知財の話をする難しさ

これもまあ、当たり前っちゃ当たり前なんですけど。今まで私は中規模事務所と大規模事務所で働いてきましたが、特許や意匠の出願経験も豊富なクライアントの案件を主に担当してきました。なので基本的な知財の知識はある方としかお話をしたことがなかったのです。でも今は違います。私が初の知財担当なので、皆さん何も知りません。「難しいことを簡単に話すこと」は本当に難しい!どうしたらすっと伝わるのか、試行錯誤の毎日です。

服装自由、髪型自由!

これは直接業務には関係ないんですけど(笑)、好きな服を着て、好きな髪型で、ネイルをして働けるのが私は幸せです。今までの事務所はオフィスカジュアルじゃないとだめとか、クライアントと会うとき以外は服装は自由だけどネイル禁止だったりしたので。私はコンサバ系の服装は好きではないので、好きじゃない服を買うのは結構ストレスでした。結構知財業界では派手だと言われる私ですが、今の会社では全然派手ではないですw当たり前に金髪がいます。

あくまで今はキャリアの通過点という考え方

入社してすぐの面談で、上司に「あなたが次ステップアップするときに、胸張って履歴書に書けるような、そんな仕事をしてほしい」と言われて、「いやいやいや、まだ入ったばっかりですよ!?!?」とびーっくりしました!知財業界は他の業界と比べて転職は多い方だとは思いますが、さすがに入社してすぐこんなことを言われたことはありません。「会社のためだけに働くのではなく、自分の今後のキャリアのために働く」という意識がとても強いようです。

企業と特許事務所、どっちがいいの?

これ、よく話題になりますよね。正直そんなの人それぞれで、一般論としてどっちがいいとかないと思います。どれくらいお金を稼ぎたいのか、一人で仕事がしたいのかチームで仕事がしたいのか、福利厚生を重視するのか…など、人それぞれですよね。「事務所で働いてる弁理士は企業じゃやっていけない」とかよく聞きますけど、とりあえず私は今のところ、企業で楽しくやっていますよ!わーい!

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