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「Hypnotic Summer(シンジュクパート)」について考察します。
ヒプノシスマイクの楽曲
「Hypnotic Summer」
作詞:HIROKI
作曲 ・編曲:NAOTO
シンジュクパートについて考察します。
はじめに。
◆ o と u は置換してます(音が近い為)
◆ n はあまり気にしなくて良いようです(母音がない為)。
![](https://assets.st-note.com/img/1718600024027-Xdq1jBeYg8.jpg?width=800)
解説っぽいもの。
塗り分けてはみましたが、重なっている部分が多いので、わかりにくいかと思います。
一応、2枚の画像に分けて塗った図もご用意しましたので、後ほど解説します。
今回は何となく母音の組み合わせが近い韻がメインになっているように思います。
2種類の何となく母音の組み合わせが近い韻と、1種類の短い韻とでできているように見えました。
二つの 【何となく母音の組み合わせが近い韻】 について
どちらも6文字以上と長めの韻のようではありますが、母音の組み合わせの一致率は低めなのかも……?
ですが、この2種類の韻自体も何となく母音の組み合わせが近いようなので、それらが途切れずに重なって続くという事は、曲として聴いた時にかなり語呂がよく、流れるような気持ちよさを感じさせてくれるような気がしますが、いかがでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1718600072370-V2fFIVQHy8.jpg?width=800)
解説っぽいもの。
寂雷のパートは相変わらず eoauau という、1つの韻でできているように見えます。
その韻を、マイクパスするように一二三と独歩が踏みつつ、それがユニゾンまで続いています。
寂雷が2人のパートとユニゾンを侵食しているようにも感じましたが……(笑)。
2人とも、いつも通りのill-DOCの踏み方である寂雷パートの韻をしっかりと受け取り、自分のパートへも加えていく……そんな姿勢が先生へのリスペクトを思わせる押韻のようにも見えますが、どうかなぁ?
そして、この eoauau は1人目の脚韻を跨ぐようにして、2人目の頭韻へと繋がっており、最後には全員で歌い上げるという大切なパート(ユニゾン)までずっと続いているようです。
例)寂雷パートの脚韻 → 一二三パートの頭韻
一二三パートの脚韻 → 独歩パートの頭韻
そして、もう一点……一二三と独歩はお互い anai (塗り分け図の黄色)という1つの韻を踏みあっています。
これって、幼馴染の2人の強い絆を思わせませんか……?
どうでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1718600229400-YxM3RHFMva.jpg?width=800)
解説っぽいもの。
もう一つ、何となく母音の組み合わせが近い韻をみつけました。
こちらも aoioeau と長めの韻となっており、3人全員のパートとユニゾンの全てに含まれているように見えます。
それが途切れず続きます。
最後に
全体を見た感想としては、シンジュクパートは長めかつ少ない韻でできている……といったところでしょうか。
以前の記事
「Next stage(ラスト、3人がワンフレーズずつ歌うパート)」について解説します。
でも書きましたが、麻天狼というチームとしての踏み方の特徴そのものが、長い韻で全体を作り上げる事なのかもしれないです。
というわけで「Next stage」のシンジュクパートの踏み方とちょっと似ているような気がします。
ill-DOC(寂雷)というMCの特徴的なロングライムが見られて、今回も非常に満足しました(笑)。
私はやっぱり、彼の踏み方が一番好きです!
勿論、他の17人も個性豊かな踏み方をしているので、そちらも興味深いところです。
今回の記事も含め、今後の記事でもそれをどんどん伝えていければな……と思いますので、最後までお付き合いいただければ幸いです!
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