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お茶出しってデザインだ

こんにちは。
デザインを学ぶ学生の春休みブログ9日目です。
今日は「お茶出し」についてお話しようと思います。

私は今デザイン系のアルバイトをしているのですが、業務の中にお茶出しの係もあります。
いらっしゃったお客様にコーヒーを出すのですが、これってなんて思いやりに溢れたデザインなんだろうと思いました。

と言いますのも、教わったコーヒーのいれ方、出し方はすごく考えられていて、これがあることによって「お客様を歓迎している」ということが伝わり、誠実なコミュニケーションにつながるからです。

ここまで読んで、
「何言ってんの、そんなの当たり前でしょ」
「てか、それってデザインというよりおもてなしやマナーの部類じゃないの?」
と思った方もいらっしゃるかと思います。

いやそうなんです、「お客様を歓迎するおもてなしやマナー」というのは、気持ちよくコミュニケーションをするためのデザインなんですよ!!

デザインには「問題解決」や「設計」という意味があります。
お茶出しはお客様の「緊張する・いたたまれない・お邪魔している感」といった感情的な問題を「歓迎されている」という安心感や信頼感に変えるという解決をしているんです。
また、
「コーヒーはコップの7分目くらいまでいれる」
「砂糖とミルクとマドラーをつける」
「コースターを出す」といった計らいによって、お客様が気持ちよくコーヒーを飲めるような設計をしているんですね。

と言われると、これってすごくデザイン的じゃないですか?
日本人には「おもてなし精神」があるとよく言われますが、=デザイナーとしての素質があるということでもあるのではないでしょうか?

みなさんも、日本人のおもてなし精神をデザインと捉えてみると面白い発見があるかもしれませんよ。ぜひ考えてみてくださいね!


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