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何故、自然を育みたいのか。

海を眺める柑橘園の実現に向け、農業系資格取得や柑橘農園さんにお手伝いに行ったりと少しずつ助走を始めている柑橘園の弟子です🍊

この記事は『何故、自然を育みたいのか。』の続きとなります。長くなってしまい読みにくくなったので、2部に分けてみました。

何故、自然を育みたいと思ったのかというきっかけについて3つご紹介していて、今回は残りの2つについて書いていきます。


幼いころから身近にあった暮らし

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今は神奈川に移住し4年目になるのですが、実は出身は東北の寒い寒い山形なんです。人口3万人いくかいかないかの小さな町で、海はないけど沢山の自然に囲まれた生活でした。

近い親戚の人たちは農業従事者が多く、農作業を手伝いに行くのは当たり前のことでした。手伝いに行くというか、遊びに行くような感覚で農作業を手伝っていたという記憶があります。

このように、幼いころから自然が近くにあったためか、自然の近くにいる方がずっと心地いいんです。DNAに刻まれているのか、自然の近くにいないと生きた心地がしない程、緑が恋しくなります。

大学卒業後の約5年間(正確には今もリモートワーク社員ですが)、コンクリートジャングルで働いていたのですが、やっぱりしっくりこないんですよね。コンクリートで固められた空間が、やっぱりストレスでした。

一度都心で働いてみたからこそ、やっぱり自然の中で暮らしていた方が私に合ってるなと分かったんだと思います。都内で経験した仕事では学ぶことも多く、今の道に至るまでには絶対に必要な道だったんだと今になって感じます。

自然の声に感覚を研ぎ澄ませたい

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海の写真家としてもっと作品を世に送り出すために、もっともっと自然と近くにいたいと感じています。

自然と一緒にいる時間が長ければ長いほど、写真作品のメッセージ性もより磨かれてくるものです。

もちろん、写真のコンセプトである海は自然のうちの一つです。海が発するメッセージをより作品に取り入れるために、自然や海と過ごす時間を今以上に確保していきたいと思うようになったことも、自然を育む人になりたいと思うようになったきっかけの一つです。

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私は届ける作品のメッセージとして、一貫して『終焉と再生』を掲げていて、『海の透明感と優しさ』でそのメッセージ(テーマ)が伝わるようにといつも心がけて撮影しています。

透明で優しい歌声であふれた歌手の手嶌葵さん、Uruさんのような世界観を、海の写真でも表現したいと思っています。

海の持つ優しさ、全てを溶かしてくれるような優しい海の青は、未来への不安、これまで背負ってきた悲しい過去をも癒してくれる力があると私は信じています。届ける作品を通して、作品を見た人がこれまでの悲しみや不安を癒し、次の一歩が踏み出せるきっかけを微力ながら届けていきたいと願っています。

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自然に命をお返しする人として生きたいから。

幼いころから身近にあった自然の暮らしが私に合っているから。

自然の声に感覚を研ぎ澄ませ、作品を磨きたいから。

これら3つの理由から、『海と関わりながら自然を育む人でありたい』という想いになりました。

どんな未来像にしたいのか、実はもう絵にできるほど頭の中で描けています。具体的にイメージできるほど叶えたいと強く思っているのだと、夢を絵に描きながら思いました。

いずれ、その絵もnoteに発信したいと思っています。

引き続き、夢を形にしていく軌跡noteをよろしくお願いします🍊

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