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何故、柑橘園なのか。

海を眺める柑橘園の実現に向け、農業系資格取得や柑橘農園さんにお手伝いに行ったりと少しずつ助走を始めている柑橘園の弟子です🍊

マガジン『海と自然を育む人🍊』もこのnoteで6本目になります。少しずつ夢に向かって動き出しているように、書いていて実感します。

今回は、なぜ柑橘を育てたいと思ったのかについて書いていこうと思います。

私のテーマは『海と関わりながら自然を育む人でありたい』であることを以前書いたnoteで紹介しているのですが、何を育てるかについてはまだ言及していませんでした。

これから先、愛情込めて自然を育てていきたいと思っているので、せっかく育てるなら、一番好きなものを育てていきたいと思っていました。

そこで真っ先に頭に浮かんだのが、そうです、柑橘🍊です。

あえて『みかん🍊』と言わないのは、色んな種類の柑橘を育てたいと思っているからです。柑橘と言っても、家系図が描かれるほど多種多様な交配種があるんです。この柑橘家族図を見るのが好きで、仕事用の机の上に貼って眺めるのが好きだったりします(笑)。

それでは早速、柑橘が好きな理由、育てたい理由をご紹介してきます🍊


山形県民にとっての高級品

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実家の山形で唯一収穫できないといってもいいのが、この柑橘です。

山形は雪深く寒い日が続くため、日当たりが良く暖かい場所を好む柑橘類にとっては栽培が難しい地域です。そのため、何でも育てている親戚の中でも、柑橘は誰もいませんでした。

そのため、柑橘は唯一お店で買わなければならない果物でした。他の果物は、おすそ分けで色んな方から頂いて食べていたので、果物はおすそ分けで食べられるもの、裏の木に生っているものという認識でした。

果物の中でも柑橘が一番好きだったので、私にとっては高嶺の花のような存在だったんです。そんな高嶺の花を育てられるなんて、考えただけでワクワクします🍊

食べ物で一番感動したもの

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ある柑橘を食べたことで感動し、一気に柑橘の虜になったという経験があります。

柑橘王国の愛媛県出身の方とお付き合いしていた時期があるのですが、その時にご実家から送ってもらった『紅マドンナ』という品種の高級柑橘を食べて、悶絶するほど美味しくて感動しました。

皮をむいたら、果物とお菓子の良いとこどりをしたような美味しさの実がぎっしりと詰まっていて、この世のものとは思えない程美味しかったんです。

この愛媛の柑橘に出会うまでは、一般的な『温州ミカン』が私の中のスタンダードだったのですが、この経験をきっかけに柑橘愛が爆発🍊

愛媛の柑橘で有名なお店に行ってみたり、色んな種類の柑橘を自宅にお取り寄せしてみたりと、一気に柑橘に対する知識が広がりました。

この美味しさには、食べた人を笑顔にするパワーを感じる!そう感じました。愛媛の柑橘に出会うきっかけをくれた彼にはとても感謝しています🍊

コロコロしていて可愛い

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柑橘のコロコロとしたサイズ感が可愛いなぁ(^^♪といつも思います。愛情をもって育てるには、可愛いな、と思う感情ってすごく大切だと思うんです。

夢の柑橘園では、様々な種類の柑橘を育てていきたいと思っています。夏出荷の文旦、ニューサマーオレンジや、大ぶりの不知火、小さいサイズのブラッドオレンジ等々、育てたい柑橘を挙げたらきりがありません🍊

それぞれ実の大きさは異なりますが、どれもコロッとしていて可愛いです。ずっと愛情を注いで、木にも実にも育ってほしい、そんな想いで育てていきたいなと思っています。

柑橘畑が美しい

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最後に、柑橘畑を始めてみたときに『なんて綺麗な果樹園なんだ』と感動し、こんな庭をいつか作りたいと思ったことがきっかけです。

約2年前程でしょうか。柑橘王国の愛媛県に遊びに行ったとき、しまなみ海道をスタートからゴールまでサイクリングしました。そのサイクリング中に見た段々になった柑橘畑があまりにも綺麗で、畑に見とれている間に置いてきぼりにされてしまいました。

日当たりが重要なため、段々畑にして栽培されることの多い柑橘は、多くが丘になったところに柑橘園ができます。そこから見る柑橘と海の青のコラボレーションの美しいことときたら……。

海も柑橘も好きな私にとっては、まるで天国の景色のように見えました。海を眺める柑橘園をいつか作れたら……。2年前のそのころから、既に潜在意識では夢を描いていたのかもしれませんね。

以上、主に4つほど柑橘園を育てたい理由を挙げてみましたが、共通して言えるのは『とにかく柑橘が好きだ🍊』ということですね。

『感動』の漢字の成り立ちを聞いたときに、なるほどなと思ったのですが、『これは凄い!と【感じた】から、何かしようと【動く】』だから、心から感動した人は何かしらの行動に出るらしいです。

私も大いに柑橘に感動させられたので、その証拠にこうやって動いているんだなと思います🍊

最後まで読んでくださりありがとうございます🍊海を眺める柑橘園を育てるまでまだまだ時間はかかりそうですが、柑橘の知識についても少しづつ、着実に深めていきたいと思っています。

また次回もお楽しみに🍊

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