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付き添い入院の体験を綴って気づいたこと

今回、長い期間に渡って付き添い入院の体験を綴ってきました。
書いてく中で気づいたことを書きたいなぁと思っています。

まず、一つ目は
グリーフワークになってた
ということ。


これは
「1ヶ月毎日投稿を終えて」
で説明した通りです。

自分の中に湧き起こってたものを外に出すこと、見える化することで、かなり自分の頭の整理になりました。


二つ目は
周りの見えないサポートをいっぱいもらってた
ということ。

振り返って気づいたことなんですが。
夫は一度も私にこども園関連のことや家事関係のことで質問をしてこなかったんです。

入院中に運動会、保育参観など、色んなことがあったのに、です。

夫に尋ねたところ、
私に負担をかけたくなかったと。
先生に色々聞きながらやっていたそうです。

細かい話すると、運動会の撮影場所や出場場所などの説明を一切していませんでした。
当日は場所を知らず、文字通り場違いなところにいたそうですが、それに気づいたママ友が声をかけてくれてなんとかなったそうです。
入院期間中、色んなママ友が娘や夫を気遣って声をかけてくれました。

娘も入院中、病気や怪我をせずに、休まずこども園に行ってくれました。
先生方も夫の準備の不備とか色々あっただろうにも関わらず、特に何も言わずにフォローして下さいました。

そして、入院のタイミングでたまたま夫の双子の兄さんがちょうど来てくれました。
おかげで、娘も寂しい想いを乗り越えることができたし、夫も心強かっただろうと思います。

兄さんは今年、夫の会社が立ち上がったら就労ビザで来日して弟子屈に移住予定です。
家族の危機に兄さんがいてくれたことで、家族の絆は深まったなぁと思います。

私はそんな周りの人おかげで息子のことに専念できました。
確かに、息子の目の前で苦しむ姿を見て、1人で判断して、行動して…は、かなりしんどかったです。
でも、たくさん沢山の人の支えがあって乗り越えられたなと思っています。

私も入院中に色んな人からLINEで連絡来て、「何か必要な物あったら言ってね!」
と声をかけてくれたり、早く元気になるよう祈ってくれたり。
その想いが、見えない願いが、息子を元気にさせたのだと思います。


弟子屈町は正直、医療面で見れば、赤ちゃんを抱える人にとってはかなりリスキーな場所です。
元気でないと住めないと思っています。

でも、そんな環境だからこそ、お互いに支え合い、頼り合い乗り越えていこうとする精神があるのだと思います。

弟子屈に来て3年。
たくさんの素敵な方に出逢えて、いっぱい支えてもらって、今日も生きてます。

これから少しずつ、できる形で恩返ししていきたいし、医療面で不安があるからこそ必要なことも実感として体験できたので、これを地域おこし協力隊の間に形にしていきたいなと思っています。

4月から無事に復帰してそろそろ1ヶ月。
そのお話は次回に🍀

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