新卒学生がBtoC推しの理由とそれに対する反論

学生との面談で、BtoCに興味があり、BtoCの企業に行きたいとよく言われる。

なんでかを聞くと大体の返答は、「ユーザーからの声がダイレクトに返ってくる」とか「自分も馴染みのあるものだからやりがいとかモチベーションに繋がる」とか。

これを聞くたびに毎度だいぶ思考が浅いなと
裏側を何もわかってないと感じる。

そもそもみんながイメージしてるBtoCのサービスなんて限られてるだろうし、ユーザーのFBが多いサービスって何という感じだ。

まあGoogleに入って、YouTubeとかの開発に携わるとか、インスタグラムのサービスに関わるとかならまだわかる。
ただ全てのBtoCサービスがユーザーの声が多く返ってくるわけでもないし、自分に馴染みがないサービスの方が大半だ。

ただ中には優秀な学生であれば、思い通りの進路先を選べる。
まあここにも落とし穴はあるが、、、
それは別で書くとする。

BtoCの領域は特にライバルが多いし、立ち上げても収益化できず潰れていくものも多い。
圧倒的なシェアを誇るようなサービスに入れたら安心という学生もいるが、そこで新たな技術的挑戦ができる確率なんかはわからない。

大事なことはまず自分が何ものになりたいのか、
どんな姿でありたいかを考えることで、その上で必要なものは何かを考えるといい。

BtoCサービスは移り変わりや廃れないような工夫を日々考えないと行けない。
その場合、企画やビズサイドの仕事を知れるチャンスがある。
ものによってはトラフィックがかなりあるサービスのバックエンドで優秀なスキルを身につけられることだってある。

まずは自分の将来を考えよう。
それに応じてどこで何をすべきなのかを考えるべきだと思う。

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