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読書中:永井荷風

 絵画教室に新しく通い始め、先生が「永井荷風の本を買った」という話になった。「あつこさんは永井荷風なんて知ってますか?」という話になり、今でこそ、本の凄さを実感しているが、そもそも文学少女ではなかった私は、残念ながら、永井荷風さんと知り合いになることなく、ここまで来ていた。話題が始まり始めた頃から急いで「ナガイカフウ」と検索し、「うん?カフウのカは荷物の「荷」ですね。」というところが精一杯だった。
 家に帰ってから、詳しくWikipediaを読むと、『あめりか物語』や『ふらんす物語』が代表作という。かくして今、手元に図書館で借りた永井荷風全集がある。『ふらんす物語』が読みたくて最寄りの図書館で検索すると全集を借りることになったのだ。最終章の「巴里のわかれ」を読んでいるとちょうどこの春に見た地名がなつかしい。そして、主人公の想いに少しどきっとする。日曜日には図書館に返さなければならない。まだ全て読んでいない(ドコカラよんでんネン)。読み了れるだろうか。

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