ゲームクリエイターがevoJapanに参加した話
こんばんは、あおめがねです。
突然ですけどevo(https://www.evojapan.net/2020/)に選手として参加していました。
前半は普通に参加レポをして、後半はゲームクリエイターだからこそ感じたことを書きます。
経緯
スマブラは結構ガチでプレイしていて、オフ大会見学とかはしていました。evoJapanにもスマブラの見学のつもりで申し込んだんですが、勘違いがあり参加登録をしてしまいました。
腕試しついでにそのまま参加してやろう!
って感じでそのまま参戦しました。文化祭のスマブラ大会で優勝したしevoごとき余裕よ。
結果
予選落ち!
あと一勝で予選抜けだったんですが惜しくも散りました。正直いけそうだったし悔しいですね。苦手キャラには勝って相性五分の相手に負けるという、全体的なキャラ対策の甘さを痛感する結果になりました。
試合後、見学者が出来る事
フリー台(?)があって色んな人と色んなゲームが出来ます。僕はずっとスマブラしてましたが、ストファイとかソウルキャリバーとか色んなゲームのフリー台がありました。
まじで年齢国籍問わず色んな人がいるので、英会話の実践的な練習にもなると思います。僕は日本人としか話しませんでしたが…
auさんとかツイッターとか、色んなスポンサーさんのブースもあります。僕はZONEさんが配ってたエナドリをもらって飲んでました。タダですよ、タダ。
あとメインスクリーンで色んなゲームの対戦の様子が流れてます。実況の方が滅茶苦茶うまくて、知らないゲームなのに熱中して応援しちゃいました。会場中の別のゲーム目当ての人々が同じスクリーンに対して拍手をしているのは感慨深いものがありました。
evoJapanに見るゲーム産業
市場規模とか実収益とか、そういう難しくてエビデンスの必要なものは期待しないで下さい。いち大学生の所感ですのであしからず。
e-sportsは経済として成り立つと思います。そもそもスポンサーがいるから、頭のいい人たちが考えた結果「投資する価値あり」って結論は出ているんです。特に僕が感じたのは客層の広さ、外国人が多いんです。ゲーム大会に出るために日本に来る人がたくさんいるんですよ?これってすごくないですか?親子連れもいたし、コスプレイヤーさんもいました。そういう意味ではコミケの同人誌がゲームプレイになってる感じかなと思っています。(でも今調べたらコミケの収支報告ってないんですね…)
反対に「現地で見る」事の価値が低いです。これは即刻対処しなければいけないと思います。「evoで負けたら観戦」「観戦だけなら家の方が快適」→「負けるかもしれないし家から無料分だけ見る」。っていう構図は必ずあると思いますし、これを払拭するためには「現地」の価値を上げるしかないです。「ストリーミングをやめる」という案もなくはないですが、愚策ですね。そんなことしたらe-sportsは死にます。
とはいえ現地の価値を上げる事はとっても難しいです。僕の思い付きだと、エキシビションマッチ(3決とか、観戦者100人抜きとか)を用意して配信外で行うとか…。
まとめると、
・コミケとe-sportsは本質的に近い。コミケが経済的に成り立つエビデンスが見つかればe-sportsも成り立つ。
・負けたら終わりのゲーム大会は「現地観戦」の価値が低い。要対策。
って感じです。
ゲームクリエイター目線の感想
楽しい!
ユーザが製作者の想定を超えるとはよく言いますが、その典型的な例だと思います。またゲームが目当てでうん万人*[要出典]が集まるイベントの熱量、人々の歓声は想像を越えます。「ユーザがいてゲームは完成する」という意味が真に分かる場所でした。
僕の作ったゲームがあるわけではないですが、きっと制作者がいたら泣き崩れてると思います。そのくらいゲーム制作者からしても嬉しいイベントでした。
〆
色んな感想と考えを書き殴りました。とにかく行って良かった。僕もこういう場を提供できるようなゲームを作りたいです。
産業としてもプレイヤーとしても製作者としても、まだまだ目が離せないイベントです。
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来週は「カイジ~ファイナルゲーム~ 感想」でお会いしましょう。では!
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