見出し画像

就活生に贈る、最高にシンプルな業界選びのポイント

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

前回は「 ITエンジニアの採用は営業強化が肝?!」というタイトルで、ITエンジニアの採用に必要なコトに触れています。需給バランスからいえば当然ですが、世の中には高い報酬を提示する企業が増えてきています。では、そのために企業がすべきコトとは。ITの中小企業で採用に苦戦されている企業様は、ぜひ読んで頂きたく。
https://note.com/_amulet/n/n002646b8ee28

気がつけば今年も残すところ1ヶ月を切りました。節目には色々と考えることがありますよね。つい先日、ふと思ったコトをお話しようと思います。
私がなぜIT業界を選んだのか?について。就活生が仕事を選ぶ時に難しく考えている方が多いなと思いますので、アンチテーゼみたいな話ができれば。

先に結論を言ってしまうと、IT業界を選んだのは、

「なんとなくカッコ良さそう」

って思ったのがきっかけです。

仲良くしてもらっていた税理士さんが顧問先のIT企業で営業を募集していて勧めてくれました。
もう15年以上前の話になりますが、当時のITはまだまだ専門性が高く身近じゃなかった時代です。スマホもタブレットもなかった時代。
私の目にはなんとなく先端的でかっこよく映りました!

それだけ?って思われたかもしれませんが、それだけですw

別に好きでもなんでもなかった。

たくさんの選択肢の中から職を選ぶということが、就職氷河期だった時代はあり得ませんでした。とにかく入社したところで頑張るみたいな風潮があったことも一因です。
結果、IT業界に16年、人生の半分近くこの業界で過ごしています。

別に好きでもなかったIT業界。「かっこいい」くらいのライトな感じであっても、上手くいくこともあります。

当時の私はIT業界にまったく詳しくありませんでした。
詳しくないから「こんなもんか」と思えることもよかったんだと思います。
知らないからこそ「当たり前の基準」がありませんでした。

好きなコトを仕事にする。それ自体、非常に素晴らしいことだと思います。
ただその好きは「消費者」としての場合が多く、好きだからこそ悩むこともあると思っています。

例えば、旅行が好きで旅行会社に入った。好きだから自分が満足いくプランを立てる。しかしそれだとかなりの高額になる。金額を落とせば会社の利益が出ない。調整しようと思っても、現実的な問題に直面すると自分の意見を抑圧せざるを得ない。理想と現実のギャップに悩む。
みたいなケースは往々にしてあります。

決して好きなコトを仕事にする。それを否定しているわけではありません。
結局大事なことは就職したあと、どうするかをお伝えしたく思いました。

私のようにイメージだけで飛び込んで、長くその業界で働き続けることもあるわけです。

私の場合「なんとなくカッコ良さそう」でしたが、人間の直感の9割は、熟考したときを同じというようなデータもあります。

直感、閃き、心に感じることを優先してみるというのも一つです。

今の就活生を見ていて、選べる立場にありすぎることも原因かもしれませんが、もっと自分の「感覚」を信じてもいいんじゃないかな?って思うのです。
直感、閃き、心に感じることを優先してみる。一目惚れに理由なんてないでしょ?そんな感性も大事にして欲しい。

キャリアをそんな安易に決めていいのか?!とお叱りを受けるかもしれませんが、そういう目線を持つことで新しい発見があるかもしれません。
これが正しいってわけではなく、「えいやーっ」って選んだキャリアを正解にするための努力に時間をかけて欲しい。そんな風に考えています。

次回は、最近よく議論になる話題、リモートワークをうまく機能させるために必要なことについて書きます。お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?