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さとり世代のキャリア感から思うこと

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

先日Newspicksのある番組を見ていると、こんなデータが出てきました。

「新卒入社後5年以内に転職・退職する予定がある」

2021年 → 76.6 %

出典は大学生専用のサークルアプリ「サークルアップ」というサービスに登録している大学生、1〜4年生を対象に取得したデータとのこと。

入社前のイメージなので、実際どれくらいの人が退職するかはわかりません。通説では3年で3割って言われてますね。

このデータ、私の中では衝撃的な数字でした。

番組の中で、終身雇用の崩壊の影響で、最近では会社に入社するという「就社」から、職に就く「就職」へと意識が変化したことが大きな要因だと説明がありました。
私が社会に出て20年、就職に関する考え方がここまで変化することに驚きましたが、これも時代なんだなと捉えています。

今日はこの事実に触れた時、思ったことを書きます。

入社前から辞めることが折り込み済みって、私のような昔人間はどこか寂しさを覚えました。

私は自分で会社を立ち上げるまでの16年間、複数回転職をしてきて今があります。なので偉そうなことは言えませんが、そんな私でも事前に辞めることを想像して入社したことは一度もありません。

採用に関わっていると、人を迎え入れるまでに何度も選考を繰り返し、悩み抜いて内定を出している実情を知っています。
共に未来を作りたいという熱い想いを持っている経営者もたくさんいらっしゃいます。だからこそ、このデータを見た時の衝撃が強いのです。

ひと昔前に比べると、転職することが当たり前の風潮があります。

経営者によっては長く働いて欲しいと思っているかもしれませんし、転職してより良いキャリアを築いて欲しいと願っている経営者がいるかもしれません。なにが正解か。それは私にもわかりません。でも、就職する側だって時間をかけて企業を選び、自分にとってその時最善と思える選択をしているはずです。
であれば、転職は結果なのでまずはその企業での成果にこだわって欲しいと思うのです。

ご縁のあった会社を好きになり、全力投球をして欲しいなと思いました。

何がいいか。ではなく、そうあってほしいという想いからの提言でした。
ただただ何か寂しいな〜というこの心の叫びを誰かに聞いてほしかったw

本日も読んでもらってありがとうございました。

また来週お目にかかりたく思います。

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