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「袖振り合うも多生の縁」内定辞退する学生さんに伝えたいこと

Amuletの迫頭です。
いつも読んで頂きありがとうございます。

前回は内定者研修を4日で辞めた私の実話を書きました。
新入社員を受け入れる際の、社会の先輩としての心構えを書いています。
まだ読んでらっしゃらない方は是非こちらをどーぞ。
https://note.com/_amulet/n/nb762bce3930f

さて、今回も内定辞退について書きます。
前回とは違い、私が採用担当をしていた時に内定辞退を受けた時のお話です。

私が起業する前、まだ会社に所属していた際、採用担当として最後に関わった内定者から1名内定辞退が出ました。
採用業務に携わっていれば、内定辞退はそこそこ出くわすものではあるものの、私にとってはダメージの大きい内容でした。

理由は内定承諾後の辞退で、内定者懇親会を開いたあとだったので余計にそう思ったんですかね。

内定出し・内定承諾が4月、内定者懇親会は6月、2ヶ月も期間がありましたが、実はもう1社内定承諾をして迷っていたとのこと。

過去にも取り上げたニュースですが、就活生の4人に1人が複数社の内定を承諾するというお話があるくらいなので不思議はありません。

ただ、私自身が内定承諾を得ていたことに安心していて、動機付けが足りず、見極めもできていなかったことに反省はありますが普通にヘコみました、、

少し話は変わりますが、私が大切にしている言葉があります。
それは、今回タイトルにもしている「袖振り合うも多生の縁」です。

実際こんなことがありました。

私が中途採用の面接で残念ながらお見送りにした方が、翌年クライアントのSEとして営業の現場で再開しました。
お互いビックリしましたが「その節は〜」って和やかにお話して楽しい時間を過ごした経験があります。

正直、同じ業界で働いていればこんな可能性もあるわけで、世間は実に狭いなって感じます。
だからこそ、ちょっとしたことでもご縁は大切にしなきゃなって思っています。

話を戻しますが、内定を辞退したAさんも、悩みに悩んだ結果で悪気はなかったのだと思っています。
それでも、私はその時ヘコみました。もしかしたら、少し相談があったり、なにか聞いてくれていてば
この印象は変わったのかもしません。(自分の能力が不足していたことは一旦おいといていただいてw)

このことが記憶に残っているため、次回Aさんとお会いした時、私は心から元気にしてましたか?
って言えないような気がしています。

職業選択の自由からも、どこの企業に就職するかについては、最終的にご本人が決めることです。
ただ、お互い相手あってこそ。内定承諾からの辞退は、もしかしたら他の誰かがその椅子に座れていたものを奪っているのかもしれません。
前回noteに書いた、私の内定辞退も同じです。
その結果、採用担当者としての私のように落胆する大人がいるってことも、忘れないでほしいと思います。

両方の経験をしたからこそわかる痛みがありましたので、2週連続で内定辞退のお話を書きました。
視点は180度違います。でも、採用も就職も、
やっぱり「相手があってこそ」。
またどこでご縁があるかわかりませんし、誠実に向き合っていかなきゃと思います。

次週は、採用や営業とは離れたネタです。
最近新しい枕を手に入れました。その枕が3万円します。
枕としてはなかなか高級だと思いますが、つくづく睡眠って大切だなと思うのでお伝えできればと。お楽しみに!

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