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「就活を科学する?」 就活で『嘘』をつくとどうなるか? 第24話

こんにちは。Amuletの迫頭です。

あ、ありがとうございます〜、
今、ハンコください!!を1ダース頂きました〜。

こんなん、なんぼあってもいいいですからね!

※昭和のチョコ菓子です。
https://retrox.biz/archives/12553984.html
ハンコ業界にエールを送りますm(__)m

前回は、クライアント企業様がシステム開発の「内製化」に踏み切る理由について書きました。
自社でシステム開発を実施する企業が増えるなか、時代が変わっても、必要とされる企業となるべく、ポイントを挙げて書きましたので、まだの方は、こちらを読んでみてください。

さて、今回は就活についてです。私が迷走した就活経験を元に、就活中、就活前の学生さんに向けて書きました。2022卒の就活も始まっている頃。
私のしくじりがみなさんの参考になれば嬉しいです。

私は2003年に就職したのですが、当時は不景気の真っ只中。就職氷河期って言われていたし、就活はキツかった思い出しかありません。面接ではほとんど目を合わせてもらえなかったり、説明会の質疑応答でバカにされたり。圧迫面接もちょくちょくありましたし、誰でも知ってるような大企業でもそんな対応でした。正直、頑張っても内定もらえないんじゃないかっていう不安がありました。

そんな状況だったので、嘘で就活を乗り切るという反則技を出しました。内定をもらうために、架空の取り組みをさも実施したように話しました。大学の友人が聞いたら「そんなことやってね~じゃ~ん」ってツッコミが確実に入りますw

当時の自分は、学費を自分で賄っていたこともあって、無駄にしたくないから大学をサボることもほとんどなく、勉学に励んでいました。だからこそ、就活には少しばかり自信もありました。
勉強もしたし、なんとしても報われたいって気持ちと、取り巻く環境が厳しい中でも、なんとしても上場企業に入りたい。社会不安もあって安定を求めていました。今考えると安定の定義が曖昧でしたが。。

嘘をつくきっかけになったのは、複数面接を受けた時、隣の人の話を聞いて、圧倒されたことがきっかけです。

それであれば、自己PRや志望動機、ガクチカを見直したり、正攻法の努力をすればいい。でも、私が思いついたのは周りの話や就活本に掲載されているイケてる話をかき集めて、いい感じのトークを作りました。
さらに面接でツッコまれても大丈夫なように、質疑応答のイメージを繰り返したり、あらゆる角度から整合性の取れるように作りあげました。努力の仕方が完全に間違っていますw

嘘のトークを武器に、色々な会社を受けて、結果的に誰でも知るような上場企業から内定をもらいました。

問題はここから。嘘に頼った報いです。

内定者の集いで、違和感に気付きます。
私はというと、能力も会社が求めるものとは違っていましたし、本当にこの会社で働きたいという想いもありませんでした。。内定がゴールになっていて、なんとなく働いていけばいいって思っていました。でも、内定者の集いでそんなことがわかってきて、結局入社前研修の4日目で内定を辞退しました。

4回生の冬に、内定がゼロになりました。絶望的な状況です。結果的にはなんとか就職できましたが、そこも長くは続かず、大卒からの2年間は迷走してました。時は戻せず、嘘で乗り切った代償は大きかったです。。

内定を取るぞという意気込みは大事ですが、嘘をつけば当然歪みが出てきます。
就活であれこれ悩むとおかしな発想になることがあるかもしれません。そんな時こそキチンと働くイメージを持つこと。仕事、会社に情熱が持てること。そして、自身がどう貢献できるか、そのためにどう努力できるかを確認して進めるべきです。

コロナの影響で長く続いた売り手市場のトレンドも変わってきています。就活生にとっては厳しい時代がやってきますが、私のように嘘をついて就活を乗り切っても、結局会社にマッチせずに辞めてしまうのであれば意味がありません。ご自身の仕事や会社に対する想い、どう働きたいか、何を叶えたいかと真摯に向き合って就活に臨んでほしいと思います。

次週は、営業系の単価アップについて書きます。みなさん、あれこれ工夫されてると思いますが、単純明快にお話します。お楽しみに!

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