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「春が苦手」から知る私の強み。

私は、春が得意じゃありません。
苦手、嫌い…ってずっと思っていました。
桜を綺麗だと感じるけど、純度100%で感じるかというと…そうじゃない。
暖かくなってくる空気感もすごく苦手で、むしろ不快かもしれない…
 

でもなんだか春が嫌いとか言えないじゃないですか、、、みんな楽しそうだし、ウキウキしてるし、桜はきれいで眩しいし。
 

でも私は苦手なんです、本気で。
理由はお察しの通り、学生の頃の4月がとてつもなく憂鬱だったからです。
 

私は新しいことやチャレンジが得意な人だと思われがちなのですが、新しい環境は苦手だし、とても怖がり。
もっと具体的に言うと「否応なく迫られる新しい何か」が超絶苦手なんです。
 

4月になったら強制的にバラバラにされるクラス替え。
得体の知れない新しい担任。
無理やり目標立てさせられ、何かにチャレンジしなきゃいけないプレッシャー。
思い出すだけで、うっ、、、言葉にできない感情が湧き上がってきます。
 

特に覚えているのは…(まだ言う。笑)
高校に入学したての帰り道の温度が肌に残っていて、毎年暖かくなってきたなーと感じると同時に、あの時と同じ不安やプレッシャーを感じて憂鬱な気分になります。
 

私は”見える化の人”なので、こんな風にしつこく湧き上がる感情は必ず因数分解をします。(何十年も経ってるこの感情しつこいしね…)
 
 

感情を因数分解すると見えてくるもの

「春の何が嫌?」から始まり、なんで?それで?と繰り返す。
始めからは整った文章では出てきません、まずは分解です。
「春」と抽象的にくくるのではなく、私が思う春は何で構成されているかをまず知るところから始めます。
 

春の嫌なところ
・温度
・空気
・ソワソワ
・眩しさ
などとをひたすら思いつくことを単語でもいいので書き出す。
(これを書いている時、眉間にシワがよってました。笑)
 

私の「春」は不快な印象なんだなと気づく。
そしてそこから「温度の何が嫌?」「ソワソワ嫌い?」と気になるものを深掘っていく。こうすると「ワタシ」という人間の価値観や、考え、意見が炙り出されてきます。
 

因数分解する前は「ただ単に季節では春が一番苦手」という感覚だったのですが、掘り下げているうちに、私が本当に苦手なのは「新しいやチャレンジの強制」だということに気づいたのです。
 

そして「春」そのものが嫌いというわけではなく、強制されるチャレンジや環境の変化がとても苦手なんだなと見える化できます。
そして裏を返すと、「私は自分発進の新しい・チャレンジ」はとても得意となります!こんな風にしつこい感情は、知らなかった自分を教えてくれます。
 

ぜひみなさんも何気なく感じた感情を因数分解し、見える化してみてください!
私はこの因数分解癖のおかげで、ブレずに生きやすくなりました。
「考えてみる」を癖づけると、瞬時に意見を答えられたり、的確に言語化できるようになるのでSNSでサービスを売っている方には特にオススメです!


では、みなさんもご一緒に。
①苦手な季節はありますか?
その季節の何が苦手なのでしょうか?
 
因数分解する時のルールは正解を求めないこと、文章にしようとしないことです。
いきなり答えなど出てきません。
まずは単語でノートに思い浮かんだ言葉を吐き出してみてください。
思わぬ強みや、自分の魅力を発見できるかもです!


”ワタシ”を言葉で見える化しよう。

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