セミナーを受講した時「ワークの言語化」が苦手です!!
セミナーを受講したり本を読んだりしていると、必ずワーク(課題)をやって自分に落とし込もうという工程がありますよね。
私自身も、開催するライティング講座などでは必ずワークを何度も入れてアウトプットする時間を設けています。
例えばワークというのはこんな感じです。
こんな風に同じ講義を聞き同じワークをしても、自分ごとに落とし込める方とそうでない方がいます。
実際に私もたくさんのセミナーに参加してきましたが、とても苦手で苦戦しましまい適当にやっちゃってました…笑
苦手だからこそただただやり過ごす時間にするのではなく、自分の意見や考えを育てられる時間になればと思い、セミナーを組み立てているのですが今日は、講師側からセミナーなどの学びを自分ごとに落とし込める言語化の仕方を書いてみます。参考になれば嬉しいです。
アウトプットNG行為
①正解を求めてしまう
例題のワーク以下の解説は、先程の画像のワークを例に解説してみますね。
「セールスの告知文を出した後、何を発信すべきか…」と考えた時に最初に上がってくるのは一般的なセオリーです。
・誰に必要なサービスか
・お客様の声
・どんな価値を提供できるか
こんな感じで出していきますよね。
そしてさらに考えた時にふと「自分自身の変化も書くのはどうかな?」と浮かんだとします。
アウトプット下手さんの思考はこうです…
「私の変化より、お客様の変化の方が求められるからやめておこう」
「変われたことを自慢みたいに言いたくないな」と、自分の内側から湧き起こった考えはセオリーにないから・求められていないからとジャッジし、自分の意見を却下するんです。
↑これ今、客観的に文章を読んだらマズイということに気づけるけれど、ほとんどの方が無意識に却下しまくっています。
自分の意見・思ったこと<一般的なセオリー
この基準で言語化してしまうのです。
そうする悲惨なことになります…
一般的なセオリーを採用するので、基本アウトプットが薄いです。
そして最大の問題点は「自分の意見を却下しまくる=自己否定」となり心に突き刺さってきます。
ですので自分の内側の言葉を否定することはやめて、とりあえずアウトプット(メモ)してみましょう。
②めちゃくちゃ抽象的
例題のワークに対し例えば、「サービスのこと」と回答したたとします。
1階層目としてはOKですが、私のセミナーではふんわり言語化を許しません。笑
「サービスのこと」と具体的に書かれているように勘違いするのですが、「サービスの何について書くのか」と掘り下げてより具体的にしてもらいます。
【1階層目】サービスのこと
↓
【2階層目】サービスの何?
サービスの詳しい内容
↓
【3階層目】詳しい内容って?
サービスを受けると変わることや、当日お会いしてからどうご提供するかの流れを書く
となります。
おそらく1階層目のままで記事を書くと、「骨格診断をやります!」など事務的に書けるような文章でで終わると思います。
でも3階層目まで言語化しておくと
「お話を聞きながら、なりたい自分を明確にしカウンセリングシートに沿って、骨格診断をし「似合う」と「なりたい」をイコールにしていき、同行ショッピングの準備をしましょう!
などと、書くことがより具体的になるのです。
ワークの問いに対しふんわり答えることに何の意味もありません。
もし言葉にならないのだとしたら、普段から考えていないので言葉にならないだけなので注意しましょう。
③本質を考える
ワークをやる時には大体、「このワークをやる意味」の説明があると思います。
私は必ずご説明し、受講者さんとやる意味を揃えます。
例題のワークなら
闇雲に発信するのではなく計画的に伝えたいことを明確にし、もらすことなくフォロワーさんにサービスの魅力をわかってもらうために事前に記事テーマを言語化しておきましょう!などと、やる意味や理由をお伝えします。
受講者さんの大事な時間とお金をいただいているのですから、私が伝えたいこと(本質)や意味を理解した上で言語化してもらいます。
もし説明がないのなら後からでもいいので、「講師はなぜこのワークを出したのだろう?」と問いを立てましょう。
まとめ
「ワークをしても合っているかわからない」とよくご質問をいただきます。
が!!それって①の正解を求めてしまっていますよね。
自分の内側の見える化を推進している私としては、ワークの正解をどこで判断するかというと「内側の感情」です。
シンプルにいうと、しっくりくるかどうか。
「あー私、こんな風に思っていたんだな納得」みたいに心や腹の底が反応します。
反応しないのなら、ふんわり言葉すぎて自分の深い部分まで届かないのか(浅い言葉なので自分に刺さらない)、普段インプットばかりして行動が伴っていないので点が線になって繋がっていかないのかなと思います。
自分を”見える化”する時は、解像度高く、自分の心が反応するような階層の言葉でアウトプットしましょう!
では今日のワーク!
あなたが自身のサービスの告知文を出した後、何を発信をしていきますか? または、何を発信すべきだと思いますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?