ショッピングセンターで仰向けになって泣く子ども

ショッピングセンターで、

床にごろんと寝ころび、手足をバタバタさせて泣いている子ども


そんな子どもを見て、
親はどんなしつけをしてるんだろうと思っていた。


2人目が2歳になるまでは。


でも、そんな風に思ってしまってごめんなさい。

うちの2人目の長女にこれをされたとき、
まじか

と思った。


1人目の長男も、2人目の長女も、
同じ親から生まれたし、同じように育ててきた。

長女にだけ甘いとか、そんなことは全くない。

でも、長男はしなかったのに、
長女は、
ショッピングセンターで、
人目もはばからず、なんならみんなに見てーと言わんばかりに、
床に仰向けになってギャーーーって泣いた。


あぁ、しつけだけの問題ではないんだな。
生まれ持っている個性・性格っていうものもあるんだな。
と、初めて感じた。


しかも、長女の場合、
ギャーやだやだーっていう感情が溢れて床に仰向けになる、のとはちょっと違い、

まずぐずりだす

親がなだめようとしてみるが、おさまらない

床に座り、
後ろを見て安全確認後、
ゆっくり頭を床におろす

仰向けの状態になったところで、再びぎゃーーー

という流れ。

完全に、親へのアピール笑


安全確認をして仰向けになるって、なかなかな2歳児だと思う。
さすが2人目の女子!という感じもする。

男の子よりも女の子の方が、
そして1人目よりも2人目の方が、ずる賢い(よく言えば機転が利く)

親としては、
ここですぐに長女のアピールにこたえず、
しばらく放置する、
という方法を試してみたいときもあるけど、

そうすると、

とってもやさしい見知らぬ方が、
床でアピールし続けている長女に声をかけてくれたりする。

「どうしたの?ママは?」
と。


そうすると、
「すみません」と言い長女を抱き上げることになる。


長女からしたら、アピール成功!



周りの方からすると、

床に寝転がっているなんて、迷惑なので、すぐに対応しろよ!

だと思うから、
もちろん時と場合によっては、
やさしい方の登場前に抱き上げるけど、

人も少なく、それほどうるさく泣いていないときは、
しばらく放置して、そのアピールは効果なしだよとわからせたいのだけど。


でも、やさしい方は登場するし、
そうなると結局は、抱き上げることになるから、
やっぱりこれは、子どもにとって最も効果ありな方法なのかも。


『子どもは親の思うようには育たないが、親がしているようには育つ』

と言われたりするけど、
元々子ども自身が持っている、性格・性質っていうのもあるし、
特に小さい頃はそっちの方が大きいと思う。

だから、こんな子に育ってほしい、
の前に、

まず、この子はどんな性格なんだろうっていうのを見てあげるのも、
大切なのかもしれない。

その子の性格に全く合わないことを願っても、
それはお互いにとってストレスだし。


子どもは性格や能力がゼロの状態で生まれてくるのではなく、
それぞれ、個性的な性格・能力を持って生まれてくるんだろうなと思う。

うちは4人子どもがいるけど、
それぞれ、本当に全く性格が違う。
同じ親から生まれているのに。

でもだからこそおもしろい。
もちろん、大変なことも多いけど。

それぞれの子どもの性格を楽しんで、子育てができればいいなと思う。

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