離乳食 食べてくれなくて悩むママたちへ
自分の感情をそのまま素直に表現できる
これって、
大人になると少しずつできなくなっていくんじゃないかな。
こうあるべき
こうあった方がいい
こうありたい
そんな想いや価値観があって。
でも、
赤ちゃんや小さい子どもって、そんなこと考えてないから、
不快なものは不快!
うれしいことはうれしい!
楽しいときは楽しい!
とっても素直に表現してくれる。
離乳食がなかなか進まない、離乳食を食べてくれない、
そんな悩みを持つママが多いけど、
それも、
赤ちゃんが自分の気持ちをそのまま素直に表現した結果じゃないかなと思う。
なかなか食べないときは、食べたくないんだよね。
本や雑誌、ネットの情報を見ていると、
このぐらいの月齢から離乳食を始めて、
最初の1週間はこんなものを、
次の1週間はこんなものを、
そしてその次は・・・
って、
書いてあって。
その通りに進めなかったら、
なかなか本に書いてある通りに食べてくれなかったら、
焦る気持ちになっちゃうよね。
その気持ちはすっごくわかる。
私も1人目のときには同じように感じていたから。
でもね、
赤ちゃんって1人1人違うし、
ミルクが好きな赤ちゃんもいれば、
ご飯が好きな赤ちゃんもいて、
にんじんが好きな赤ちゃんもいれば、
にんじんが嫌いな赤ちゃんもいる。
みんながみんな同じように食べれるわけない。
にんじんを食べてくれなかったからといって、にんじんが嫌いなのかというとそういうわけでもなくて、
そのときのにんじんの固さが嫌だっただけかもしれない。
それに、
例えば大人でも、
海外旅行に行って、
これまで日常的に食べていたような食事とは、素材も味付けも全く違う食事を食べることになったら、
もしかしたら食べられないかもしれないよね。
赤ちゃんも、同じかもしれない。
生まれたときから、おっぱいやミルクを飲んできて、
いきなり離乳食を食べなさいって言われても、
もしかしたら、
おっぱいやミルクの方がいいよ~~~って思ってるかもしれない。
少しずつ少しずつ食べさせてあげてるつもりでも、
赤ちゃんにとって初めて食べるものなら、
なかなか慣れないかもしれない。
だって、生まれてからおっぱいかミルクしか口にしたことがなかったんだもん。
だから、
赤ちゃんが食べなかったとしても焦らなくていいんじゃないかな。
「今までミルクだけだったけど、
『ご飯』っていうのもあるんだよ。ちょっと食べてみる?」
「あ~そうか~ 食べたくないか~~」
「『にんじん』っていうのはどお?食べてみない?おいしいよ~」
そんな風に、
ママも気楽に、
赤ちゃんが初めておっぱいやミルク以外のものを食べる挑戦のサポートができたらいいのかなと思う。
嫌な顔してても、スプーンを口に持っていくと大きく口を開けてくれるなら、
もっと食べたいのかもしれないし、
嫌な顔してないのに、スプーンを口に持っていくとぷいってされちゃうなら、
今は食べたくないのかもしれない。
でもでも、ママにとっては、栄養が気になったりするかもしれないね。
でもでもでもね、赤ちゃんがイヤだ~~って、表情で体で目一杯表現してくれてるんだったら、
それを尊重してあげたいな。
そのうち食べてくれるようになるから。
これ絶対。
ママが悩んでしまって、深刻な顔でスプーンを向けてくるよりも、
「これ食べてみる?おいしいよ」って笑顔をくれた方が、
食べたくなると思うよ。
絶対、食べてくれるようになるから。
焦らなくても大丈夫。
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