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Cozy Room -2-

こんにちは。Cozy Room にようこそ。
ご覧いただきありがとうございます。

私は子供の頃からカメラには興味があったのですが、自分のカメラで写真を撮る様になって7〜8年です。カメラを買ったばかりの頃は、とにかくシャッターを押す事が楽しくて、いいなと感じたものを撮っていたと思います。今ではいろいろと考えすぎて簡単にシャッターを押せていない様な・・。

前回書いた「テーマ」もそうですが、やっぱりフィルムの方が・・ これを撮るならレンズは・・ などなど、ああだのこうだの考えるのも写真の魅力の一つでしょうか。今回は写真やカメラについて、私が感じている事を書きました。

変わらないもの、進化していくもの

フィルムからセンサーへ、そしてレフ機からミラーレス機へ。技術の進化と共にカメラや写真も驚くべき進化を遂げたと思います。

冒頭 No.1 「穏やかな河川敷」2019 はミラーレス機で撮ったものです。ミラーレス機で撮影すると、不思議とレフ機とはまた違った写真になるなぁと感じています。

もちろんミラーレス機は、レフ機のボディからミラーが無くなったのみならず、全てがいろいろ違うのですが、なんなのでしょうねこの感覚。フィルムとデジタルを比べた時と同じ様な感覚というか・・・

しかし「絞り、シャッタースピード、露出、ピント」この関係はなんら変わらない。フィルム機で撮る時も、ミラーレス機のマニュアルモードで撮る時も「撮影の基本」に大きな違いはないと思います。カメラという物は本当に良くできているなと惚れ惚れします。

一期一会

昔の写真を見る事で、その時の自分の気持ちを思い出させてくれる気がします。そして、写真とはその時のその瞬間でしか撮れないものなのだと実感できます。

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No.2 「夕刻の鴨達」2013

これはこの場面を撮ろうとしていたわけではなく、運河の脇のカモ達をなんとなく撮っていたらちょうど船がやって来て・・。その瞬間にこの絵が頭に浮かんであとはシャッターを押すだけだったのを覚えています。

カメラを買った当初の写真で、それからも何度か同じ場所に行っていますがどうしても同じ様にはなりません。この日で私でしか残せない瞬間だったのだと思います。

フィルムだからこそ

この先どれだけデジタル技術が進んでも、おそらくフィルムの色を出すことは、出来ないのではなかろうか。

初めてリバーサルフィルムで撮影をして、現像から上がってきたフィルムを目にした時、文字通り目を奪われた。同じ日にデジタルで撮ったものと比べて何かが違う・・。RAWデータをどんなに調整してもどうにもならない。

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No.3 「リバーサルフィルム」2014

この小さなフィルムに収められている世界と色。これは唯一無二ではないかと思います。

レンズの大切さ

レンズを買わずともレンタルという手もある事を知り、手にしたのは「大三元」と呼ばれるうちの一つ。これを使って撮れた写真に衝撃を受けたのを覚えています。

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No.4 「Tokyo Big Sight」2015

何を撮ったというものではないのですが、私にとって大きな影響を与えた写真です。

それまでも十分撮れているなと思っていたのですが・・このレンズを通してできた写真は、根本から違うものだと感じました。「写真はレンズで決まる」まさにこれを実感したのです。

レンズを返却後、購入するのに時間はかかりませんでした 笑。

私と写真

カメラと写真に携わる多くの人達の思いが形となって今があると思います。その全ての人に感謝しつつ、私は、私の今この瞬間を写して行く。

For Pleasure.

使用機材
Nikon Z6
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S:No.1 

Nikon D5100
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR:No.2 ,3

Nikon Nikomat FTN / FUJIFILM Velvia 100
Nikon 20mm f/3.5:No.3

Nikon D800
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED:No.4

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