Nujabes の『modal soul』を聴いてみた編

こんばんは、内山結愛です。

Nujabes の『modal soul』を聴いてみた編をお届けします。

美しくて切ない、暖かみのあるジャズ×ヒップホップ。聴いていると色んな風景を思い浮べ、想像させるような色鮮やかな音楽です。

ピアノの滑らかな旋律と流れるようなラップが気持ち良い…!

是非読んでみて聴いてみてください!


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1.Feather
軽やかなピアノ。英語のラップ。ピアノのフレーズがループしている。体揺らしたくなる。ジャズ×ヒップポップ。

2.Ordinary Joe
オケだけでも成立してしまうくらいお洒落で格好いい。音の気持ちいいところで楽しそうに歌っている感じ。途中の笛?管楽器系の音が和風。徐々に高揚していく。4:10〜高級なレストランで流れてそう。

3.Reflection Eternal
ピアノがクッと一瞬止まるような瞬間にグルーヴを感じる(グルーヴって言ってみたかった…)。落ち着いた雰囲気。シンプルで真っ白な部屋が思い浮かぶ。どこか切ない。ジブリの世界観のような美しさがある。

4.Luv (sic.) Pt. 3
ずしりと重たく力強いビート。薄暗いクラブで流れている系。言葉はこれまでの曲より吐き捨て気味で鋭さがある。ヒップホップ特有の同じリズムを刻む感じに心地よさを感じる。繊細で壮大な音がラップの後ろに流れている。

5.Music is Mine
今まで屋内に居たのが、いきなり外に飛び出した感じ。管楽器とパーカッションの音の存在感。最後のピアノが美しい。

6.Eclipse
ピリピリした音。切なげなピアノ。音の切れ目が気持ち良い。流れるように滑らかなラップ。ずっと同じテンション。

7.The Sign
鳥のさえずり。今までと雰囲気がガラッと変わる。このオケにラップ合わせられるの凄い…。ずっとコロコロした音が聞こえる。言葉の抑揚がある。最後コロコロ音のオンパレード。

8.Thank you
ショーが始まりそうなイントロ。ラップが女性になる。ネオン管が似合う。2:21〜ギターとラップとドラムで盛り上げていくところ格好良い。

9.World's End Rhapsody
近代感ある。篭っている音お洒落。細かく繊細に丁寧に音が鳴ってる。洋服屋さんで聴いたことありそう。これまでの曲で1番ピコピコしてる。途中から入る太鼓の音。3:45〜昭和のアイドル曲みたい。コロコロ雰囲気が変わって楽しい。音の波に飲み込まれていくようなアウトロ。

10.Modal Soul
アルバムのタイトル名の曲。どんどん広がっていくような浮遊感。ひたすらに美しい。

11.Flowers
不思議な音。音がずっとゆらゆら揺れている感じ。サックスの存在感。「flowers」と繰り返し言ってる。ピアノが…ピアノがずっと凄い…ドラマチック。妖艶。

12.Sea of Cloud
怪しげ。クラップ。逆再生みたいなウワンウワンする音。抜け出せないループ空間って感じがする。

13.Light on the Land
夜の東京っぽい。メロドラマな雰囲気。目立った変化がなく、安定感がある。鈴虫のような音が微かに聴こえる。

14.Horizon
ループしながら徐々に変化していく。途中途中入ってくる楽器たちがアクセントになってる。暖かく、優しく、柔らかく包み込むような包容力がある。7分を超える大作。


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Nujabes は、東京都出身のDJ、ヒップホップのトラックメイカー、音楽プロデューサー。本名の”瀬葉淳”をローマ字表記にした「SEBAJUN」を逆さから読んだものがアーティスト名の由来。

●チョップ:演奏された音の波形を細かく切り刻み、リズム上に配置し直して新たなフレーズを作ること。

●フリップ:二つ以上の既存楽曲から要素を取り出し、一つの曲に仕上げること。

●ジャジー:ジャズっぽい雰囲気を表す音楽用語。

こんなガッツリラップ曲を聴いたのが初めてだったので新鮮でした。難しかった…!

ジャズとヒップホップがこんなにもマッチするのも発見でした。どの曲もお洒落すぎてソワソワしたな…

次回は、山下達郎 の『FOR YOU』を聴いてみた編をお届けします。お楽しみに!

最後まで読んで下さり有難うございました。

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