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「家族との幸せを一番に考えて」エリさんが自分を大切にするためにライターを目指した理由

長年勤めた会社を退職し、現在は専業主婦として、2人のお子さんの育児をされている松葉エリさん。

会社員の頃は、子育てと仕事の両立について悩むことも。
何もかもうまくいかなくて、幸せを感じられない時期もあったそうです。

そんなときに自己受容について心の在り方を学び実践し、自分自身を大切にする生き方を見つけました。

ご家族との幸せを一番に考えてたどり着いた、ライターというお仕事。

そんなエリさんのストーリーをお聞きしました。



体力的にも精神的にも大変だった育児と仕事の両立

ーー前職は営業事務を10年続けられたとのことですが、そのお仕事を辞めたのにはどういった理由があったのでしょうか。

子どもが2人いるのですが、子育てをしながらフルタイムで働くのは大変だと実感したので、2人目の出産を機に退職しました。

私が新卒で就職活動をしていた頃は、リーマンショックの時期だったんですよ。なので就職先を見つけることにとても苦労しました。
そんな経緯で入社したので「辞めることはないだろう」とずっと思っていたんです。

1人目のときは、育児をしながらお仕事を続けていましたが、子どもの体調不良などで職場に電話がかかってくることがあるんですね。
そのときに、職場にも子どもにも、迷惑をかけてしまっているような気持ちになってしまったんです。

ーー働き方を見直すきっかけになったんですね。

私が急な残業で保育園のお迎えに間に合わないときは、夫が仕事を切り上げて行くこともありました。
「ほかの家庭も同じ状況でやっているんだから、私も頑張らないと」という気持ちもあったんです。
でも、私にはそれが体力的にも精神的にも大変だった……。

このまま働き続けるのかを考えたときに、家族を犠牲にしてまで組織で仕事をしたくないと思ったんです。

子どもが帰ってきたときに「おかえり」と迎えられる生活をしたい

ーーご家族のことを一番に考え、辞めるつもりのなかった会社を退職する決断をされたのですね。

そうですね。子どもが熱があっても病児保育に預けるなど、我慢をさせてしまうこともあって。
子どもに無理をさせてでも働き続けたいとは思わなかったです。
家族優先で生活したい!その思いが一番にありました。
その頃から漠然と、自宅で働きたいと考えるようになりました。

ーーライターを目指すようになったきっかけは、どんなものだったのでしょうか。

在宅でできるお仕事を探していたときに、ライターを知りました。

実は私、けっこう不器用で悩みがちな性格なんですが、人に頼らずに自分で調べて解決するタイプなんです。そのときに、本やWeb記事をよく読むんですね。いつも言葉に励まされ、助けられてきました。
ライターだったら、今まで悩んで解決してきた出来事を文章にすることで、私も誰かの役に立てるんじゃないかと思ったんです。

自分を大切にする生き方

ーーエリさんが不器用で悩みがちな性格ということに驚きました!以前「心のしくみ」についての講座を受講されていたそうですが。

不器用ということもあり、身のまわりのことがうまくいかなくてイライラしてしまう時期があって。子どもにも当たってしまうこともありました。
生活の状況的にはすごく幸せなはずなのに、自分は幸せだと思えない時期が長かったんです。

その講座を通して、自己卑下をしてしまうマイナスの心の状態から、自己を受け入れるというゼロの地点に戻していく、ということを実践していきました。

良い意味で自分を諦めることができるようになり「ダメな自分を変えようとするんじゃなくて、そんな自分を受け入れる」というマインドになりました。

ーー心が軽くなるような考え方で素敵ですね。自分を受け入れられるようになってから、何か気づいたことはありますか?

自分のやりたいことをするのが自己受容であって、それが自分を大切にすることだと気づきました。

ライターのお仕事も、この講座を受けた後に興味を持ったんです。
「気になる=やりたい!」ということだろうと思って挑戦しました!やらずに後悔するよりは、やってみようという気持ちが強かったです。

人の役に立ちたいという強い思い

ーー良いタイミングが重なったんですね!
エリさん自身、講座を受けて心の移り変わりの経験をされていますが、ライターとして読者さんに届けたい思いはありますか?

学びを通して、イライラしていた頃の私は、生きづらい状態にあったことに気づいたんです。

以前の私のように、本当の自分が見えなくなっている人ってたくさんいると思うんです。そんな人たちに対して、一歩を踏みだす勇気になるような言葉を届けられたら……!と思っています。

ーーエリさんの言葉が、たくさんの人に届いて欲しいと思います!
他にも挑戦してみたいジャンルはありますか?

子育てに関することは、書いてみたいですね。

あとは注文住宅で家を建てる際にいろいろ調べた経験があるので、それに関することや、株、投資信託についても挑戦したいと思っています。

これまで私が苦労してきたことや、苦手で模索してきた分野について、今悩んでいる人たちに向けて発信していきたいです。

ーーそれでは最後に、ライターとしての理想の生活について聞かせてください。

ビジュアル的な理想は、カフェでパソコンをカタカタすることです(笑)

暮らし方は、私自身も家族に対しても、融通がきくような生活が理想です。
仕事が人生の軸になるよりも、家族優先で生活したいと思っています。

人を喜ばせることが好きで、人の役に立ちたいと思っているので、自身の経験を活かすことができるライターは私の理想のお仕事です。


エリさんの、ご家族と一緒に幸せになることを何よりも一番に考え、悩みながらも進んできた姿が印象的でした。

決して「みんながそうだから」という理由で心の声に背くことなく、自分の思いを大切に行動されてきたエリさん。

だからこそ、同じように悩んでいる人たちの役に立ちたいという思いが根底にあることを、お話をお聞きしながら感じました。

エリさんの思いが、たくさんの人に届きますように。

素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。


▼松葉エリさんのnote


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