言葉通りに受け取ってしまいがちなASDの方に意識してほしい二つのこと。

何でも言葉通りに受け取ってしまいがちな
ASDの人にこそ(自分自身も含む)

「嘘」と「本当」の間には
「大袈裟」というものが存在するということを

少しでも意識しておいてほしいと思います。

「大袈裟」を意識してみた結果。

私も日常生活の中で
「嘘」と「本当」の間の
「大袈裟」を意識するだけで
少し生きやすくなったような気がするんです。

例えば
コロナが大流行して緊急事態宣言が出ていた頃は
コロナ関連の不安を煽るようなニュースも
TVやSNSでよく見かけたように思います。
私はそれらのニュースに対してつい
「嘘」か「本当」かの
2択で考えてしまっていました。
でも、考え方を変えて
「このニュースは確かに嘘ではないとは思うけれど
大袈裟も入っているのかもしれない…」

と思うことで、不安を煽るようなニュースとも
良い意味で距離を取れるようになったと思います。

きっと、この事以外でも
日常生活のあらゆるところに
「嘘ではないけれど大袈裟な物事」は存在している

と思っています。

これらを理解しておくだけでも
何でも言葉通りに受け取るということは
防げるのかもしれません。

その情報は誰の得になるのかを考える。

何でも言葉通りに受け取ってしまわないためには
その情報は誰の得になるのかを考える事も
大切だと思います。

これはAさんのBさんの会話です。

A「最近、頭が痛いんだよね。
原因はなんだろう。」

B「ゲームのやり過ぎだよ。
だから、ゲームをするのは控えるべきだって
前から言ってるよね。」

※Bさんは、ゲームそのものが嫌いで
長時間ゲームをしているAさんのことも
良く思っていない。

以上です。

この2人の会話についてなのですが

頭痛の原因というのは
とても幅広く本当に色々とあって
原因を一つに特定できるような
ものでもありません。
それなのに、Bさんは何故
Aさんはゲームのやり過ぎで頭痛になっていると
決めつけるのでしょうか。

これは、その方が
ゲームを嫌っているBさんにとって
都合が良いからです。
Aさんはゲームのやり過ぎで頭痛になった
という情報はBさんにとって得になるでしょう。

この場合AさんがBさんの言葉を鵜呑みにし
「自分はゲームのやり過ぎで頭痛になったんだ。」

と結論づけてしまうのは危険だと
言えると思います。
少し立ち止まって「ちょっと待てよ
Bさんってゲームそのものを
良く思っていなかったような…」と考えられると
言葉通りに受け取ってしまう事は
防げるのではないかと思いました。

以上が
言葉通りに受け取ってしまいがちなASDの方に
意識してほしい二つのことでした。

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