人目を気にしていた自分⑥


これはこのお話の続きです。


私は、自分が納得出来るのかは微妙でしたが
周りから良い評価をされているんだから
別に良いやと浮かれていました。

あれだけ、周りのよりも
自分の評価の方が大切だと実感したのに
再び繰り返す自分は本当に愚かだと思いました。

そして、数ヶ月後ぐらいに
個人的にものすごく嫌な事があり
何もかもが良くも悪くもリセットされた感覚が
ありました。
そして、
浮かれていた自分とも嫌でも向き合うようになり
再び、周りの良い評価よりも
自分の評価を大切にしようと思うのでした。

そして
自分が納得出来るのかは見慣れていないため
微妙という事でしたが
一度しっかり向き合ってみて思いました。
そして、思ってしまいました。
「やっぱり似合っていない。変だな。」と。

しかし
例え似合っていないと思っていたのだとしても
自分が、そのお洋服を着たいと思っていた事は
事実だったはずです。
「自分の好きな事をしていたい」
その気持ちは人一倍強い自分なので
似合っている似合っていない関係なしに
自分が好きなお洋服を着る事が出来ているのだから
それで良いと何故思えないのでしょうか。

また、「やっぱり似合っていない、変だな。」
と考えたのも
鏡などで見て何度も確認した結果です。
変だと思ったポイントも
他者から見るとそこまで気にならないような
細部に過ぎないのかもしれません。

ここで私は
自分で自分を苦しめている事に気づきました。
ここで、自分は、自己否定が強いという現実に
直面する事になりました。
そして、この時の自分は
先程お話をした個人的な嫌な出来事もあったせいで
元々の自己否定の強さにさらに歯車がかかって
より自己否定が強い状態になっていたと思います。
本当に、2度と思い出したくないぐらい
最悪な状態でした。

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