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北大恵迪寮に行ってきたゾ!

2023年11月20~22日にかけて北大の恵迪寮にお邪魔させていただいたのでその記録。控えめに言って最高でした。

生活の場なので写真を撮ることを自粛しており、拾い画多めの記事になります。 

そもそも自治寮とは!

大学によって管理されている管理寮との対立概念。寮の全てを学生が管理している。ということなので、学生による独自の文化が醸成されている。
例. 京大吉田寮、京大熊野寮、東北大日就寮etc

恵迪寮までの道のり


友人のおかげで2次の繋がり以内で事前アポを取ることができてラッキー。みんなも寮に行くときはアポを取ろう!

さて、今回の旅のメイン()である学会1日目が終わったので手土産を持って一路恵迪寮へ。 

学会会場がクラーク会館で恵迪寮が北西の端にあるので、端から端までの大移動なわけですね。

そんでもって案の定遭難しました……

北海道大学は非常に広く、端から端まで1~2kmある。事実として遭難者がよく出る。

雪が積もってなくて良かったですが、底なし沼みたいな泥主体の水たまりに新品の靴をドロドロにされました。

予定の40分遅れくらいで到着。 

寮生に案内されていざ入城!

wikipediaより

寮の建物

寮は1876年からあるものの、建物自体は意外と新しく1983年のものだそうです。 

上から見るとパノプティコンであることで有名。(当然パノプティコンの定義は正確には満たしてないし、雪の結晶模様がモチーフらしい) 

google mapのスクショ

真ん中の建物に事務室や、共用の漫画部屋、ドラム練習室などがあります。 

そして、6叉に分かれたA~F棟に居室が存在します。面白いのが内側と外側の概念があること。内側は個室です。 

北大生応援メディアJagaJagaより引用(https://hu-jagajaga.com/ambitious/2978/)
北大生応援メディアJagaJagaより引用(https://hu-jagajaga.com/ambitious/2978/2/)

今回お邪魔したのはA棟1階外側で、外側は複数の部屋を1つのブロックと見立てて、たくさんの人たちで住んでいる、いわば寮内シェアハウスのようになっています。 

キッチン・トイレ・風呂は各ブロックにあります。 

寮自治 

ちゃんと自治やっているなという感じです。自治規約のようなものにしっかり沿って民主主義的に運用されていました。私がお邪魔したときも、A1会議が行われていました。セクト色は2023年現在では全然ない。 

文化

基本的には1~2年生が多いことから、みなさん元気でした。半年に1回部屋替えを行うらしいのですが、部屋替えでは毎回テーマがあるらしく、A1のテーマは「アルファ男性」だそうです。 

基本的に自由主義的な寮ではあるのですが、「ちゃんと挨拶をすること」や在寮年数による序列は大切にされていました。 ここは伝統を積極的に全てぶち壊しにかかる吉田寮や熊野寮とは少し違いがありそうです。

個人的には自由な中でちょっとでも封建部分があると肩肘張っちゃうタイプなので、そこは緊張感ありました。 

でもコロナ前後でだいぶ雰囲気は変わったらしいです。構成員が大きく変わったのでコロナを期に改革が進んでいるそう。

また、奢り文化が発展していて、トランプをめくって2が最弱1が最強のルールで最弱が全員に奢るゲームや、ラーメン屋に行ったときに在籍年数が多い人が少ない人に奢るという文化がありました。 

あと、やはり、これは話してみないとわからないことではあるのですが、寮生一人一人の個性がしっかりとあるという意味で「メンツが濃い」。今回話した人たちは特に将来やりたいこと(短/長期的を問わず)みたいな話ができて良かったです。

その他

ラーメン屋行ったよ 

寮生の行きつけのラーメン屋は五丈原(https://maps.app.goo.gl/jCUV1XVT4L1zNv997)だそうで、みんなで食べに行きました。美味しかったです。


こういう意味のわからない空間 love forever…..

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